音量を上げなくてもsoniccellの出力(特にヘッドフォン出力)が歪むので、ずっとおかしいと思っていたんですが、どうやらアウトプットゲインに問題があることが判明しました。
- デフォルト:+6dB
- 推奨:0〜+2dB(+3dBだともう歪む:デジタルだと1dB差がシビアにわかります。)
いままではアナログ出力を経由してデジタル録音していたのですが(デジタルの音が悪く感じたため⇒歪んでたから当然w)、「せっかくSONAR LEも、3個くらいあるし*1」ということで、USB経由デジタル入力でDAWに録音しようとしたら、あっさりレベルオーバーしていたのです。インストールマニュアル兼ガイドブックを見ると(SONARにはまともなマニュアルがない!)、「出力側でレベル調整してね☆」みたいなことが書いてあったので、ソニックセルの出力を下げたらレベルオーバー解消と同時に、歪の問題も解決しました。
ゲイン調整したら、ソニックセルの低音がものすごく伸びてることが判明してうれしいです。チェロとか、チェロとかチェロとか(笑)、スタインウエイ全鍵サンプリングの低音がすさまじいっす。手軽にフルコン弾いてる気分を味わえます。SRX-11なんかたった64MBですけど、最強のピアノ音源だと思うんですが(持ってる人はみんなそう思ってるみたいねw)。
ちなみに、MIDIデータがタイミング通りに再生できない不具合も、なぜかこのゲイン調整で解決してしまいました。ソニックセルのMIDI再生でお悩みの方は、ゲインを見直してみてはいかがでしょうか。
もっとも、音源部のレベルオーバーがMIDI処理に影響を及ぼす、というロジックはさっぱり理解不能ですがwww