ほぼ1日中オーディオ装置を使っていたら非常に音がよろしいの巻

朝からホームシアターのテストをやっていたので1日中オーディオセットの電源を入れっぱなしなんですが、夜になってから俄然音が伸びて、締りもよく非常に気持ちいいです。きょうヘビロテで聴いているのは最近出たエル=バシャのプロコフィエフ作品集です。プロコフィエフさらにはエル=バシャの特徴であるらリリシズムやニヒリズムはしっかり表現されつつ、かすかに匂い立つ色気もありで、これはちょっと新境地だと思います。あと録音がすごくよいです。美音です。
ひょっとして全集を目指しているかもしれません(期待)。ただ、初期作品集にもかかわらずソナタ1番が入っていないのでそうはならない線も考えられます。とりあえず、いままでの即物的な演奏とは一線を画しているのは確かで、この人にしては珍しく「共感」とか「思い入れ」みたいなものが感じられる演奏でした。