宇宙戦艦ヤマト2199「時計仕掛けの虜囚」をUPしましたの巻

 
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21244052          http://www.youtube.com/watch?v=EvuAtDDlBj8

別名「観測員9号の心」。しかし今回もUPするの早かったですw
実は28日の段階では後半のアレンジに詰まってしまって、どうしようか考えあぐねていました。音域を変えることで変化をつける方針で、後半に1オクターブ上げるつもりだったんですが、どうもおさまりが良くないので、原曲どおりの高めの音程(ピッコロの音程)から始めて、後半でいったんオクターブ下げてから、最後にまた上げて、グッと盛り上げて終わるようにアレンジしました。そもそも原曲のように淡々と演奏する気はさらさらなく、短い中にめいっぱい思い入れを込めています。

あと、自分のブログなので、どんどんネタ晴らししようと思ってますが、実は冒頭〜18小節目までのペダルが、ものすごく難しいです。細かくいうと、ペダルを上げるタイミングが難しい。3拍目の裏で上げて、1小節ごとに伴奏の余韻をスパッと切っています。このぺダリングはリハーサルの時に思いついたんですが、上げるタイミングを18小節間キープするのが困難で、ペダルのために1時間以上録りなおしを続けることになりました。むずかしかったけれど、静謐な雰囲気が表現できたのではないかと思って、気に入ってます。
19小節目からはかなりオリジナルなアレンジで、和声も原曲とは違うし、内声も勝手につけてます。あと、楽譜が読めない人も多いと思うので、ラストのいちばん盛り上がるところは楽譜をやめてアニメ本編の画を出しました。この地味な曲を最後まで聴いてくれるのは、この曲が好きな人=第9話が好きな人しかありえないので、だったらそういう人が喜ぶ演出にしようと思った次第です。
ここは9度音程の和声がすごくいい効果だと自負しているんですが、わかってもらえなくてもいいやw

しかし、サティの影響を受けた坂本龍一の影響が色濃いアレンジのように思えるのがちょっと、ね。言われる前にいっておこうっと(苦笑)。