8小節目までは余裕。そのあといきなり音符の密度が急上昇&テンポ2倍速になります。
ハネケンがピアノを弾きまくりの、情熱的な曲です。映画では使われなかった模様(ヤマトでは非常にありがち)。
中学生の頃に弾こうとして玉砕してるんですが、いまなら弾けそうなので、リベンジ開始です。自分が苦手とする速いパッセージがないので、弾けると思います。当時は、この程度のレベルの曲にも手が出ませんでした。左手でこれだけ広い音域のパッセージを弾くのは、ツェルニー30番程度の腕前では、どうあがいても無理ですよねえ(遠い目)。ハネケンが弾いた曲を採譜していると、左手が自由自在なので感心します。
映画の内容は、いまとなってみると、ヤマトの旧第一作でやり残したエピソードを補完したのよね、ということがわかります。なので、暗黒星団帝国とか、重核子爆弾とかのギミックは「ふ〜ん」くらいのかんじで見ておき、あとは森雪に膝枕してもらったアルフォン少尉に嫉妬しておけばOK。森雪はあと一歩で口説き落とされるところでした。なにしろ声が野沢那智さんで、超絶イケメンボイスだったのですよ。
あと、もうすぐ秋なので、予定どおり「夏への扉」のメインテーマ2を録音するつもりです。これも30年越しだなあ。練習しなくちゃ。最近UPしてる曲は、練習なしのぶっつけ本番に近いものが多く、ちょっと反省なのです。
上記の楽譜は「ヤマトよ永遠に」音楽集からの採譜なのでヴァイオリンとのデュオになってるんですが、この曲は「ピアノが奏でるヤマト・ラプソディ」にも収録されていて、どっちにしようかちょっと迷ってます。前者は楽譜ありで弾いてるっぽいんですが、後者はアドリブ要素が多い上に、演奏のクオリティがイマイチ。たぶん、ハネケンが忙しすぎたのが原因。後者のバージョンで、クオリティを上げた演奏を発表する、というのがファンの務めだとは思うんですが、技巧的難易度が高いのよw