まどか☆マギカについての巻

話題になっていたので、そんなにオリジナリティのある作品なのかと思って見たのだが、ちょっと愕然とした。ネタバレに付き反転文字で。






これ、まんま佐々木淳子の「ショートツイスト」じゃん。

なお、FF8を引き合いに出す人は、洩れなくゆとり認定の刑に処したい。あれも魔女だけど、まどかはFF8ほど酷い設定&脚本じゃないので。
・・・いや、学園ものだし、似たようなもんかw






しかし、わが妹は、これがショートツイストと同じ構造だと気付かなかったのか?
今度会ったら「ショートツイスト、覚えてない?あれ、まどかと同じだよね?」って確認してみようw


以上。
しかしオチがわかったときの脱力感が半端なかった。このネタはイデオンの人類皆殺しに匹敵する、マンガ&アニメ業界の禁じ手としてほしいものです。

※補足
まどか☆マギカのラスト(新編含め)が受け入れられないという人は、↑に隠したあたりの昔の(1980年代あたりの)マンガとかアニメとか、SF小説をおすすめします。いちばんいいのは↑のマンガと、「超時空世紀オーガス」かな。

オーガスは物語の構造がまどか☆マギカと似ていて、元凶たる自分自身で決着をつけるラストも同じなんですが、まどかと違うのは「その先」まで描かれていることですね。その場面が救いになります。自分もオーガス初見時は、最終回がいかにもバッドエンドに見えて、納得できなかったんですが、いまは良い終わり方だと思ってます。特異点から解き放たれた並行世界には、いろいろな可能性がある、という。SF的なセンスオブワンダーなんですよね。
自分を含め、80年代からアニヲタな人は、概ね上記の作品を思い起こしたようです。
それでは、以下にオーガスのバレを書くので、また消しておきますw

というように、オーガスは一見したところ綺麗なお話に見えるんですが、主人公が軟派で楽天的なヤリチン男で、ファーストシーンはそいつの夜這いの場面だったりするのよね。もちろん、この主人公が並行世界を束ねる特異点なんですが(当時この「特異点」の意味がわからなかった)、最後に自分の願いを叶えた結果、解き放たれた並行世界で、全部異なる相手と結ばれるという、究極のハーレムエンドになります。溺愛していたメイド役の幼女ロボとデキちゃう世界もあったりして、どーしよーもないおわりかたでーす(棒読み)。