http://www.youtube.com/watch?v=65glmEdpN0Qh http://www.nicovideo.jp/watch/sm22664522
リクエストをいただいたので、弾きました。
Roland INTEGRA-7のスーパーナチュラル音源ピアノを使ってます。この音を作るのに、まる2日試行錯誤しましたが、プリセット音から変更したパラメタは1つだけw
基本的にはスタインウエイのサウンドかなと思うんですが、ローランド流の色付けがしてあって、フォルテで弾いたときにギラつくのと、アタックが速すぎるので、少し抑えてます。フィルターとかEGじゃなくて、パラメータ1つで音色の硬い⇔柔らかいを調整でき、柔らかくするとアタックも遅くなります。ハンマーフェルトに針を刺して、柔らかくしたイメージです。
スーパーナチュラル音源ピアノというのは、あのV-Pianoと同じ音源方式で、音色表現の幅では他社のデジピを凌駕すると思います。ローランドの鍵盤が好きじゃないので、同社のデジピを購入する気にはなれなかったんですが、音色はかなり好きでした。特に、ピアニッシモ〜フォルティッシモの音色変化が、完全にグラデーション(無段階)になっていることと、低域がよく伸びているので、弾いていてとても気持ち良かったです。このピアノでベートーヴェンのワルトシュタインとか弾くと、かっこいいです。音色のグラデーション変化は、上の動画の終盤のクレシェンドでよくわかると思います。この曲は、当初はCA95で演奏するつもりだったんですけど、この音色変化を聞いてほしくてINTEGRA-7を使いましたw
あと新DTM環境のモニターで低音が出ない件ですが、新しく導入したパワーアンプのエージングが進んだら、出るようになってきました。ローランドの小さいアンプなんですが(徹底的にローランド製品で固めてるw)、1Uサイズの薄さで重宝してます。入力感度が-16dBと高いのが特徴。アッテネーションを省いてS/Nを稼ごうとしたんだろうか。音質も良いし、あのおとなしいM805Vが生き生きと鳴り始めました。