あらかじめ配信で見ていなければ、即座に2度目を見たくなるような作品でした。
ネタバレありなので、見たくない人はそっと画面を閉じてください。
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ざっくりとしたまとめ
本作は、宇宙戦艦ヤマト2199第14話「魔女はささやく」の豪華ロングバージョンです。ポロリはないけど、戦闘シーンはたっぷりあるよ!
ざっくりとしたまとめ2
2199のテーマ「異星人でもわかりあえる」を、本編よりもしっかりと伝えていて、本編を補完するとともに、地球とガミラス、そしてもうひとつの種族の希望を描いています。ここが「魔女はささやく」との違いです。感動しました。
「波動砲を使えないヤマトがどう戦闘を繰り広げるのか」という課題がありましたが、「ありとあらゆる装備をフル活用する」が本作の回答でした。素晴らしい。その場面で、その使い方しかないという状況で、さまざまな装備が登場します。作り手がヤマトを完全に理解していないとできないですよ。次は何が出るんだ?と逆に期待してしまう面白さです。
細かなこと
以下、些細なツッコミや感想いくよー。
- 冒頭
- いきなり認識票が真っ白なんですけど
- 時間がなかったんだよわかれ。
- ここのヤマトとキリシマって、バンクですよね。ほとんどバンクないのに、なんでここだけ?
- 時間がなかったんだよわかれ。
- 土方さんずっと後ろ向きなんですけど。
- 正面から作画する時間がなかったんだよわかれ。
- あの、この場面でも認識票が
- だまれ小僧!
- この認識票そっくりのアクセサリーを付けていた時期があり、ミリタリ系の趣味の人と思われていたようですが、ただのファッションです。
- なお、その認識票には「Noriyuki Makihara」というネームが刻まれていた模様(コンサートグッズ)。
- 黒歴史なので、完全に忘れていました。
- エピローグと対にするために入れたエピソードと思われます。
- いきなり認識票が真っ白なんですけど
- 主題曲
- 重音でメロ弾くところが痺れるw
- ガミラスの残存艦隊(反乱系)とガトランティスの戦闘
- この段階ですでに火焔直撃砲のロジックがわかるような演出がされている。つまり、「重力震を探知!?」→ ぎゃああああああああ
- この伏線はわかりにくいですよ、監督ぅ。
- いきなり新曲ですた。
- 冒頭9分間配信ではここまで。
- この段階ですでに火焔直撃砲のロジックがわかるような演出がされている。つまり、「重力震を探知!?」→ ぎゃああああああああ
- 帰路のヤマト
- 24話冒頭をさらに補完。
- Akira Miyagawa のレコードに笑ったんだけど、クレジット見たらホントに彬良さんが編曲して演奏したものでしたw
- 桐生と沢村の出会いがベタw
- 古代守はいつもそこにいるんですよー(幽霊)
- 落ち武者バーガー編
- 気持ちいいくらいのバーガーさんの落ち武者っぷり。
- バーレンが年長者らしくいい振る舞い。
- リッケ姐さんの作画に力入れすぎです、結城さん。
- ヤマトとガトランティスの戦闘
- 先制攻撃からの独断で即反撃してあちらの攻撃隊を殲滅する大砲屋w
- ダガームさんが、登場の仕方がズォーダーと同じで、大アオリの爆笑まで同じなんだけど、いちいち下品で扱いに困る件。
- 骨ドラムに草不可避。
- 「逃げる!」かっこいいーーー!!(桑島談)
- ここでブンチャカヤマト。編集してあって長い長い。
- 真田さん=見ている人の気持ち。
- 触手プレイ(昭和アニメのようだ、と思ったw)
- 謎の惑星
- 惑星探査開始
- 沢村が一緒に出た経緯が不明。これもちょっと突っ込みたいところ。沢村以外のメンツはOKです。
- 海の下に空があって、大地と緑がある。こういう異世界描写が素晴らしい。ああ映画を見てるんだなあ、という気になります。
- ヤマトホテル
- ヤマトホテルです。(大事なことなので2回)
- さあ、ゲームのはじまりです。
- 早期にラスボスが提示される。問題は、だれがラスボスなのか、ということ。
- ピアノが弾ける姐さん。
- ピアノが弾ける爺さんwww
- 他人の空似。
- すでに古代は完全に気付いているんだけど、ここから映画の視点が桐生さんに移行するので、古代がなにをやっていたのかさっぱりわからない(やや不満なところ)。
- すっかりジレルのテーマ曲になった「時計仕掛けの虜囚」
- ジレル絵本が登場。いろいろひどい話。描いたのは、なんと山田章博。
- どうやったらできるのだ、沢村穴(なお、放置された模様)
- バーガーの描写が濃い濃い。大好きなんだな。
- 「フォムトでいいよ」っっかっこいいーーーー!!やべえ惚れるww
- ところどころでホテル外部の描写が入り、時間の流れ方が違うことがわかる。(ヤマトホテルの方が時間の進み方が20〜30倍早い)
- お約束ではある。
- この外部描写で、ラスボスがわかる。
- 新見さんの体力のなさ。
- あいかわらず新見さんが古代守のことを吹っ切れてなくて、せつなくてかわいそう。弟のデリカシーのなさが光る演出。
- ヤマトホテルのイベントが長すぎるって感想があるけど、全然そんなことないと思った。沢村穴は意味不明だけど(しつこい)
- この手の展開のアニメにはもはやお約束と言える実相寺風の演出がほとんどない。
- 強いてあげると、フォムトが引き込まれるところくらい。
- ラスボスが自ら手を出してくるのは、ルール違反なような気もするが、あとでわかるように、いろいろと粗忽なラスボスさんなので、まあいいかという感じ。
- ラスボスを追い詰めた古代が、2199の主人公らしい決着をつける。2199の古代ならそうするよ。感動、感動であります。思い出しても泣けるw
- ラストバトル
- エピローグ
- 「ヤマトです!」このときの土方さんの表情だよね。
- エンディング
総評
キャラ描写が的確で安定していて、気持ちよく見れました。改めて、ヤマト2199の良さを感じさせてくれるスピンオフ作品だと思います。
キャラクターの作画期間が4か月しかなかったそうで(ひどいw)、乱れたカットも多かったので、ブルーレイで修正されることを期待しましょう。
お知らせ
2015年2月28日(土)、3月1日(日)に、舞浜アンフィシアターでコンサートが開かれることが決定しました。指揮はもちろん、宮川彬良先生です。
あとで思い出したこと
第三艦橋の見せ場がなかった!がっでむ!!www