職場が御茶ノ水なのに、あまり楽器屋によらない私ですが、久しぶりに楽器屋にいっていろいろ試弾してきました。
1.Moog SUB PHATTY
- オシレータ波形やフィルタカットオフの挙動がKORG MS-20に酷似している。
- LFOのレイト(速度)コントロールが独特
- 10目盛のうち1〜9はかなり遅く、9〜10でいきなり速くなる。
- 高速LFO好きの自分としては、調整が難しかった。慣れが必要。
- オシレータシンクがゴキゲン
- シンクスイッチONで、OSC2のピッチをグリグリすると、音がキュインキュインしてたまらん。
- 高速LFOでギョワギョワさせた音色をギュインギュインさせてお手軽にホラー、みたいな遊びが簡単にできる。
- レゾナンスの特性がほかのどのメーカーとも違う。
- その他細かいこと
- びっくりするくらい高域の伸びがない。これもMOOGの特性か。高域が伸びてるArp Odysseyが売れた理由がわかる気がする。このシンセも再発されるw
- しかし音圧がある。
- ポルタメントのカーブが独特。語弊を恐れずに言うと、エロい。
- SCI Pro-Oneと比較すると、Pro-Oneに軍配が上がる。Pro-Oneは有無を言わせぬ押しの強さがあるけど、こちらはかなり上品。
- 11万強は、高いかな。どうしてもMS-20と比較しちゃう。ただしこちらは音色を記憶できるぞ!
- MS-20は音色を記憶できないので、パネルを描いたA4版の紙を作って(手描き!)コピーして、そこにつまみの位置やパッチングを書き込んでましたwww
2.KRONOS2
- 鍵盤
- ピアノタッチじゃない鍵盤はなかなかいいかんじ。
- その他
- アコースティックピアノの音色が素晴らしいのに、明らかにレイテンシーがあって発音が遅れるのがわかり、一気に萎えた。神経質かもしれないけど、これかなりやばいレベルじゃないですか?