https://www.youtube.com/watch?v=9iOdH2rf1_M http://www.nicovideo.jp/watch/sm25577551
SC-55mkIIでいろいろな曲をコピーしてきましたが、これだけはどうしても公開したかったのでした。元にしたMIDIデータのタイムスタンプを見たら、なんと1995年。20年前ですよ(゜д ゜;)
LCDに歌詞を表示しようと思って、実際にやってみたんですが、どうしても演奏がモタる。なので、泣く泣くやめました。でも、タイトルだけは表示してみました。昔はチマチマとエクスクルーシブを入力していましたけど、GS/XG音源のディスプレイ表示を作成するツール(Roland LCD Editor http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se094585.html)を公開する人が出てきたおかげで、お約束のチェックサムエラーに遭遇せず、簡単に作ることができました。なおミックスのバランスや、音色には手を入れてあります。
音は、2chアウトをデジタル録音して、PCのマスタリングツールでコンプをかけてあります。コンプ使うと、サウンドの質感が良くなりますねえ。特にシンバル。このシンバルのために、わざわざ1トラック(しかも1番チャンネル)使っているのです。音切れ防止のためです。ボイスリザーブで2音割り当てると、音切れしなくなります。もちろん曲のパートごとに、ボイスリザーブの割り当てを変えています*1。終盤にメロディが和音になるので、本当に発音数ギリギリだったですが、減衰系のPADが入ってることに気づいて強引に入れました。この部分は、つなわたり状態で鳴っているので、たまに(10回再生して1回くらい)音切れしますw
このVisions of Chinaは、実はSC-88にも移植しています*2。ただ、どうしてもSC-55mkIIのほうが音が良かったので、このバージョンを公開しました。個々の音色はさほど似てないんだけど*3、ベースとドラムをしっかりコピーすると、それっぽく聞こえるという好例ですね。シンセの半分以上が、2〜3ボイスのレイヤーになっているのも特徴です。maxで28ボイスしか使えないのに、レイヤー音色を使うという暴挙。たとえば、Bメロのジャリッとした持続音は、原曲ではProphet-5のPoly-Mod(OSC2→フィルター)の音色を、モノモードで鳴らしてると思われるのです。なので、5ボイスレイヤーにしたかったのですが、発音数が足りないから2レイヤーですw
それから、ドドンドドン!って鳴ってる部分は、太鼓を4和音で演奏してます。原曲ではばらけて演奏されていているので、和音をずらして打ち込む必要があるわけですが、4音を同時にノートオンすると勝手にずれて鳴るので、特に何もしていません。