ドラマ版デスノート(愛称デスけ)の巻:第2回

タイトル文字が「デスけ」に見えるため、デスけ呼ばわりが定着した感のあるドラマ版デスノートにあれこれ言ってみる第2回です。TV版第7話までの内容について、言及します。
最初に言っておきますが、自分はこのドラマをポジティブに評価しています。

(1)月について
普通の大学生がデスノートを得て、徐々にキラとして覚醒していく過程を描く、という流れは面白いと思いました。ただ、普通の大学生を示すための演出がわざとらしいうえに、展開が駆け足すぎて説得力がありませんでした。
展開が駆け足なのは、最近のドラマではよくあるようですが、飽きっぽい視聴者を相手にする必要はないと思うので、改めるべきでしょう。

(2)Lについて
役者の経歴にキズが付きかねない状況です。いろいろひどいですね。

(3)ミサミサについて
必要以上に空気読まない、月をピンチに陥れる粗忽な女子として描かれたのは痛快です。髪型は原作どおりじゃないほうがいいですね。

(4)刑事さんたちについて
月と父親の絡みは、このドラマで安心して見ていられるシーンになっています。
その他のメンバーもキャラ立ちはよいのですが、松田以外の人の演出がおざなりです。

(5)メロニアについて
早急に消えるか、改善して欲しいです。あれはないでしょう。

(6)その他の登場人物について
リンド・L・テイラー、レイ・ペンバー(仮名)、ヨツバ火口など、ゲスト的に登場してデスノートに名前を書かれてしまう人のキャスティングが、ことごとく当たっている
のがおもしろいです。それと、月の大学の友人がいい演技をしていて、窪田に負けていないのは特筆されると思います。

とりあえず、こんなところで。
8話はオリジナル展開みたいですね。楽しみです。