ユーリ!!! on ICE 第4滑走「自分を好きになって…完成!!フリープログラム」感想の巻

ちょっと遅くなってしまいましたが、ユーリ!!! on ICE 第4話の感想です。

勇利は3話でかなり前向きなことを言っていましたが、まだ自分に自信が持てない状態でした。環境に恵まれている自分を認識して、自分が滑る意義を見出し、いっそう精神的に成長したのが第4話です。1~3話も素晴らしかったですが、自分はこの4話がもっとも感動しました。今後も挫折や失敗はあると思いますが、この時点ではもう結論が出てしまったので、あとは蛇足になりそうな予感です。ただし、全然結論が出ていないユリオがいますので、次はユリオにも焦点が当たると思います。

ということで、すっかり姫川亜弓っぽくなってきたユリオの件です。
彼が日本で受けた衝撃は「勇利・・・恐ろしい人!(白目)」からのスケート会場から尻尾巻いてトンズラ、という行動がすべてを物語っていますが、そこで終わらないで研鑽を重ねるのが非常に良かったです。
あとバレエのコーチがマイヤ・プリセツカヤにうりふたつだったのは受けました。この人です。

f:id:Harnoncourt:20161030214603p:plain はい、そっくりさん。

「昨日までのあなたは死にました!何度でも生き返りなさい!!」
は、Wの悲劇における三田佳子の伝説のセリフ「女優女優女優!勝つか負けるかよ?!」に匹敵すると思います。

小ネタとしては、ヴィクトルより体力のある勇利の描写がポイントでした。
ヴィクトルは、フリー演技のラストに4回転ー3回転の連続ジャンプを入れられるスタミナがあるんですけど、勇利はそれ以上だということを示したんです。つまり、勇利はヴィクトルに勝るところがある。これがキーポイントになるような気がしています。

というわけで、今回はこれまで。毎週楽しみで仕方がありません。