ひととおり録音終了したので備忘録。
reface CS や Neutoron(プラグインエフェクター)の音が良すぎてサウンドがパワフル&ゴージャスになりすぎてしまうので、dbx 160A を適宜使いつつ録音を進めた。薄めのサウンドって案外難しい。
エフェクトはなるべく reface のものを使うコンセプトなので、かけ録りになっている音が多く、ちょっとディレイが効きすぎの音色があるのでこれはあとで修正。ディレイ音の高域を下げたいけど、そこまで調整できない。
全体的な雰囲気はかなり似せられていて、16分音符のシーケンスフレーズの音色もうまくできたし*1、左右に飛ばすディレイは Performer のプラグインで再現できたし、概ね想定どおり。
コードバッキングの音色は何度やり直してもだめで、どうしても決まらないので明日以降に持ち越し。この音色はSC-88でやったときも、INTEGRA-7でやったときも苦労している。矩形波+オクターブ上の三角波だと思うが、このコンビネーションが reface では作れない。ただ、ここで苦労するのも想定どおり。
refaceの音色作成の予行演習をしたとはいえ、とりあえず全音色の準備&レコーディングを1日でできたのはなかなかすごいのでは?(自画自賛)
INTEGRA-7のSNシンセ音源は立ち上がりが遅いし、レイテンシーもあって苦労させられたけど、reface CS は立ち上がりが速すぎるので意識的にアタックを遅くするようにしないとだめだった。アタックのニュアンスを緻密に調整できるのはいい。驚くほどパラメータが少ないけど、痒いところに手が届くシンセって言えるかも。
*1:INTEGRA-7では失敗している