古参DTMerに優しくなった Digital Performer 10 の巻

自分はDAWとしてDigital Performer(以下DP)を使ってます。DPはバージョンアップ費用がお高いのでver 9.5のまま使ってたんですけど、DP10はフォントサイズが可変になったのでバージョンアップしようと思います。

特に使いたいのがイベントリストです。DP10以前のイベントリストはフォントサイズが9ptで固定なのです。昔(1990年代後半)の自分は、イベントリストを駆使して細かな打ち込みやMIDIデータ修正をやっていたんですが、この20年で老眼になったのでものすごく使いにくいんですね。それがようやく解消されそうです。

Performer(Digitalが付く前の、MIDIシーケンス機能だけだったころの呼び名)はもともとは1985年に発売された Apple Macintosh 用のDTMソフトでシェアが大きかったこともあり、DPユーザの年齢層は高いので今回の仕様変更はありがたいと思います。

それにしても、レコンポーザやVisionといった一世を風靡したDTMソフトがOSやハード仕様の変化についていけず消えていく中で、DPはよくぞ生き延びてくれたと思います。