ドビュッシーのアラベスク1番を演奏してUPしましたの巻


Debussy - Arabesque No.1 (sheet) ドビュッシー アラベスク1番(楽譜付き)

アラベスク1番は比較的難易度が低い曲で、初心者でも手が届きます。自分も10歳になる前に弾き始めて、中学生のころにはかなり弾けていました。ただ表現を考えるようになったのは高校に上がってからでした。
その後も折に触れて弾いていましたが、バロック時代の楽曲に関しての勉強を深めたことで解釈がかなり変わって、短いフレーズのアーティキュレーションを意識するようになりました。ただ、それだけだとフレーズが細切れになってしまうので、息の長いフレーズの表現と、オスティナートのように繰り返されるアルペジョの律動感の表現が両立できるように意識しています。

なおIvory II American Dで半日かけて音色を作りました。柔らかい音色のピアニッシモから、輝かしい音色まで自在に出せるので、演奏のやりがいがありました。ペダルを踏んだときの共鳴シミュレーションを使っているので、音に自然な広がり感があると思います。この機能はかなりCPUを使うと聞いていて、それも高速なPCに買い替えた要因のひとつです。iMac 2020(core i9 / 10コア20スレッド)ですが、ピアノ1つだけで30%くらいCPUを使ってしまいます。