シン・エヴァンゲリオン解説第六回:真希波・マリ・イラストリアスについての巻

イスカリオテのマリアこと、第11の使徒こと、真希波・マリ・イラストリアスです!

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キリスト教においてイスカリオテのマリアとは、すなわち12の使徒に入らないイレギュラーな使徒だそうです。一方、エヴァ新劇場版に登場して殲滅された使徒は10体です。番号でいうと3・4・5・6・7・8・9・10・12・13。

エヴァ序でゲンドウが「我々はあと8体の使徒を倒さなければならない。それがリリスとの契約」とか言っていました。このときに2体倒していたので、倒すべき使徒は全部で10体ということはエヴァ序のときには明らかになっていました。エヴァ破で第10の使徒まで出てきて、Qに出てきたのが12と、いないはずの第13の使徒です。第11の使徒はどこに行ってしまったのか?これはずっと謎で、シンジだとかペンペン(笑)だとかいろいろ考察されていましたが、マリがイスカリオテのマリアと呼ばれていたことと、DSSチョーカーをしていることがわかりましたので、彼女が第11の使徒ということが示唆されました。いないはずの第13の使徒(カヲル君)がイレギュラーだと思っていたんだけど、第11の使徒こそイレギュラーだったというオチですね。