鬼滅の刃 遊郭編 残響散歌を演奏しましたの巻

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残響散歌を耳コピして演奏してみました。ユーリ!!! on ICEの「愛についてEros」を弾いたときと同じで、ピアノ曲としてアレンジしました。ただ現実的にはシンカリオンの進化理論のアレンジと酷似してしまいましたねw
この曲イントロの譜割りは難しいし(イントロの採譜だけで半日かかった)、サビ以外はコード感が希薄なので下手をするとお経みたいになってしまいそうでした。冒頭の脅かし~Aメロの疾走感~Bメロで少し落とす~サビ~終盤に向かって盛り上がる、という流れが出せたのは良かったです。またG#マイナーということで黒鍵が多くて和音がつかみやすいので、特にサビはメロディの内声がきれいに聞こえるようにアレンジしました。でも肝心の「どんなに高い限界も かき消し」のところでかなり弾きにくい和音になっています。ここはどうしてもこの和音を使いたかったので、いかにも【演奏表現です】というテイでテンポを落として思いっきり大音量で弾きました。といっても全力のフォルテではなく、もう1段階残した状態です。(全力で弾いたらここだけ浮いてしまったので少し抑えた)

サウンドの作りは今までとは全く変えて、ポップスの方法論に則ってみました。1:1.5くらいのトータルコンプを使って全体的にダイナミックレンジを圧縮しています。さらにマキシマイザーで+5dBくらい稼いでいるのでフォルティッシモでは音が飽和します。個人的にあまり好きではないサウンドですが、スマホではこのほうが聞きやすいですね。

採譜を始める前は果たしてピアノソロで成立するか不安でしたが、愛についてErosのアレンジができたから絶対できるはずだと自分に言い聞かせて頑張りました。