消えた初恋の巻

消えた初恋 | 作品紹介 | 別冊マーガレット 公式サイト

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別冊マーガレットに連載されていたBLマンガです。同人誌時代から原作者:ひねくれ渡さんのファンで気になってはいたのですが、先月連載終了したので一気買いして読みました。

この漫画で面白いなと思ったのは、BLカップルの片割れの井田君が高校生になるまで恋愛感情というものを持ったことがない人で、自分の感情がよくわからないまま「とりあえず付き合ってみよう」と言い出して、付き合ってしまうところです。井田は当初はアセクシャルのように性欲もまるっきりなさそうでドライな感じに描かれていたのですが、仲が深まるに従って手をつなぎたがったりしますし、終盤だとセックスしたいと意思表示したり、同居できないことを残念がったりと、徐々に色気づいていくのです。その様子の描き方がとても魅力的でいいなと思いました。なおこのような性向を専門用語ではデミセクシャルというようです。

デミセクシュアル(demisexual、半性愛)とは、他者に対して基本的に性欲を抱くことはないものの、強い愛情や深い友情を持った相手に対してなど、ごく一部の場合に性的な欲求を抱くこともあるセクシュアリティです。 恋愛感情に限らず、愛情や友情、絆がベースになる点でデミセクシュアルと言っても様々です。

なるほどね。(納得)

高校生BLなので描かれる世界は狭くて、学校とそれぞれの家庭くらいしかないものの、登場人物がとても魅力的な上に展開が速くてダレないのも良かったです。高校卒業と同時に最終回になってしまいましたが、その後のエピソードをぜひとも続編で読みたいと切に願っております。