エル=バシャのゴルトベルク変奏曲&イタリア協奏曲の巻

推しピアニストのアブデル・ラーマン・エル=バシャがバッハのゴルトベルク変奏曲とイタリア協奏曲が収録されたCDを発売しました。

押し付けがましくなく、自然に引き込まれるようなポリフォニー表現を得意とするエル=バシャの美点が生かされる選曲で全トラック素晴らしいです。惜しいのはリピートを省略していることです。もう一度聞きたいのに次の変奏に行ってしまうのがこれほど残念な録音もめったにないと思います。

イタリア協奏曲は第一楽章が通常より遅めのテンポ設定になっています。オーケストラを想定しながら聞くと、たおやかな管楽器や弦楽器が聞こえてくるようです。第二楽章も落ち着いた足取り(Andanteの指定)です。ところが第三楽章はしっかりPrestoで、素晴らしい疾走感を味わえます。

YouTubeでも視聴できますので、ぜひお聞きください。

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