音楽図鑑 - 近況報告

はてなダイアリーから移行しました。

体調メモの巻

1月末のA型インフルエンザ罹患後、2週間かかってようやく体調が戻ったと思いきや、だらだらと上気道の炎症が続いて先週ついに明確な咽頭炎(のどが真っ赤)になって、木曜~月曜の5日間は身体がしんどくて動けない状況でした。その後、徐々に回復して昨日~今日あたりでようやく平常通りという感じです。

咽頭炎+上気道炎はほとんど発熱がなく、ひたすら喉が痛いのと頑固な咳、それに倦怠感があるという状況でした。経過が長い状況から急に悪化する傾向が出てきたので病院に行ったところ、折からの新型コロナウイルスパンデミックのため防護服で対応されるという事態になってしまいました。

今シーズンは暖冬で雨が多いこともあり風邪をひく人が少ないにもかかわらず、2度も呼吸器感染症にやられたので、自分の弱さを改めて実感した次第です。

なお花粉症はこの15年間では最も症状が軽くて済んでいる感じで、2月中旬以降は鼻閉で悩まされることがほとんどありません。毎年この程度だとありがたいんですが。

楽譜販売の巻

ダイマです。

YouTubeやニコ動で弾いている曲の楽譜を mucome(旧・同人音楽の森)と Piascore で販売しています。

- mucome
https://mucome.net/prof_creater?cid=2248

- Piascore
https://store.piascore.com/search?c=1294

個人的にはダウンロード期限や回数制限がないmucomeをおすすめします。ただし、Piascoreは専用のビューアが使えるなどのメリットもあります。またできるだけ両方のサイトで併売するようにしますが、著作権上の扱いの違いによりどちらか片方のサイトでしか販売しない曲も生じると思うのでご了承ください。

Steven Osborneのプロコフィエフ ピアノソナタ6~8番の巻

このブログにはたびたび登場するピアニストのオズボーン氏の新譜です。
昨年リサイタルを聞いておりますが、そのときに2020年はプロコフィエフを弾くという情報を入手していて、楽しみにしていたところでした。おもったより早くCDがリリースされました。

Prokofiev: Piano Sonatas

Prokofiev: Piano Sonatas

  • アーティスト:Osborne, Steven
  • 発売日: 2020/01/31
  • メディア: CD
 

みなさんが興味がありそうな7番から書くと、フィナーレのプレチピタートは3分10秒程度で弾ききっています。ポリーニと同程度ですね。これを上回る動画(3分ジャスト)を下記に貼っときます。ものすごく軽々と弾いてますねw


Argerich - Prokofiev: Sonata in B-flat, opus 83, Precipitato

このフィナーレは再現部の中盤以降でひどい跳躍があるので、ポリーニにしても上記のアルゲリッチにしても一瞬遅れるフレーズがあるのですが、オズボーンはちょっと溜めたかな?程度にとどめていてそのまま加速しながらコーダに突入するので笑ってしまいました。

順序が逆転してしまいましたが6番について。
6番はベートーヴェンを思わせる苦悩~闘争~勝利という構成を俯瞰したような表現になっていて、(作曲当時の事情を反映したであろう)グロテスクさや熱狂といった感情を全面に出さずに、透徹した冷めた目線を感じさせます。あとお得意の爆音が炸裂しまくっております。このピアニストはぜひ生演奏を聞いてほしい。耳栓して演奏するのも無理のない大音量です。

8番はおそらくこのCDでもっともよい演奏がなされた曲だと思います。
この曲もベートーヴェン風(月光ソナタのように緩徐楽章から開始する)の曲で、先進的な7番と比較すると古典性を強めたようなところがあります。それでも第1楽章の展開部のグロテスクな混沌(きちんと統制されてはいる)は、プロコフィエフならではだと思います。この混沌の中で打ち鳴らされる主題は6番の第1楽章と同じ書法なので、6~8番はセットで考えたほうが良いのかな、と思ったりします。第2楽章はよく知られるようにエフゲニ・オネーギンのメヌエットを転用したもので、弱音を主体にして声部ごとに音色を使い分けてポリフォニーを表現する技術が卓越しています。フィナーレは文字通りのヴィヴァーチェで元気よく弾ききって、爆発的な終結となります。

全体的に動機の表現があっさりしていて(ぶっきらぼうというわけはなない)、ロシアのピアニストにありがちな粘っこさや陰影の深さはさほどなく、スタイリッシュさが際立つプロコフィエフだと感じました。楽曲が作られた裏事情などは忖度せず、楽譜にだけ向かい合うとこういうふうになると思いますし、新古典派の楽曲解釈として大変すぐれていると思います。


harnoncourt.hatenablog.com

 

harnoncourt.hatenablog.com

 

おっさんずラブ -in the sky- メインテーマ ピアノver を演奏してUPしましたの巻


おっさんずラブ -in the sky- メインテーマ ピアノver を弾いてみた:楽譜付き

 

おっさんずラブ -in the sky- のサントラから、メインテーマのピアノバージョンを採譜して弾きました。
おだやかなバラードですが地味に弾きにくいフレーズが多いので、流れがギクシャクしないように細心の注意を払いつつ、手が縮こまったような演奏にはしない、という難題に挑戦しております。当初はテンポ60では少し遅いと感じていて、テンポを上げて弾こうと思ってたけど予想以上に難しかったので無理でした。なお強弱指示はあくまでも気分です。

ヤマハ MONTAGE OS 3.0 update でちょっとハマったの巻

MONTAGEのOSがアップデートされたので適用しました。

https://jp.yamaha.com/products/music_production/synthesizers/montage/update.html

その結果、外部からのMIDI再生がおかしくなって(音が出ないことがある)小一時間悩みました。いろいろ調べたところ、MIDI-INデータの処理方法が変更されていました。バージョン2.5まではデフォルト値がSingleだったのですが、Multiになっていたのが原因でした。

「MONTAGEはマルチティンバーが使えない」とさんざんディスられたからかどうかは知りませんが、バージョン3.0ではMONTAGEを外部からのMIDI信号で鳴らす場合はデフォルトでマルチティンバー駆動状態になっている、ということです。

自分は外部MIDIコントロールでプリセットのパフォーマンスを演奏することが多いのですが、その場合はこのパラメータはSingleになっていなければなりません。そんなわけでこのデフォルト値変更はけっこう大きな影響がありました。

※外部コントロールについて
外部コントロールというと、DAWMIDIシーケンサーでの再生を思い浮かべると思いますが、自分の場合はMONTAGEをマスターキーボードに使っている関係上いつもLOCAL OFFモードで使っていて、常にMIDI信号をDAW経由でフィードバックさせて音を鳴らしているので、外部コントロール扱いになっています。

あとベーゼンドルファーの波形も入れてみましたが、演奏表現がうまくできませんので慣れるまで練習が必要みたいです。電子楽器なのに生楽器のような差異がある(笑)

Pat Metheny / FROM THIS PLACE の巻

ジャズコンボ&オーケストラという編成のアルバム。
というと、かつてのSecret Storyを思い出しますが、ああいうやたらとスケールの大きさを追求したようなアグレッシブなサウンドではなくて、肩の力を抜いて聞くことができる1枚に仕上がっていると感じました。サウンドを聴けばすぐにパットと分かるトーンは相変わらず健在です。オーケストラのアレンジもダイナミクスの表現が素晴らしいです。

楽曲面では1トラックが割と長いのが特徴です。でも延々ソロ回しをするような場面は少なくて、構成力が冴え渡っている曲が多いです。先日亡くなったライル・メイズを追悼するようなタイトルの曲で終わります。

From This Place -Digi-

From This Place -Digi-

  • アーティスト:Metheny, Pat
  • 発売日: 2020/02/21
  • メディア: CD
 

 

米倉利紀氏のライブに行かなかった件についての巻

備忘録として。

3/14に新宿ReNYで行われた米倉利紀氏のライブのチケット取っていたのですが、行きませんでした。行った人によると1/3くらい空席だったとのことで、こんな状態なのにそんなに行ってたのか、と若干呆れました。