INTEGRA-7のリプレース音源として買いました。
Advanced Software Synthesizerってなんだかすごそうに思えますけど、素の状態のこのシンセはZEN-Core音源で蘇ったXV-5080です。なのでXV-5080のリプレース版+アルファだったINTEGRA-7ともほぼ同等です。さらに波形ブラウザが秀逸で1000種類以上の波形を探しやすくなっています。これだけでありがたいですね。でも定価が36000円くらいだったのでさすがに購入しませんでした。それがセールで16500円になってサウンドハウスでポイント10倍になっていたので買ってしまいました。
XV-5080は2000年の発売です。1990年代のシンセサウンドがどっさり入った玉手箱のようなマシンです。玉手箱つまり開けたらいきなりおじいさんという仕様のとおり、ZENOLOGYはかなりノスタルジックなサウンドです。XV-5080の波形をそのまま移植しているのも開き直ってます。ちなみにXV-5080の波形容量は64MBですけど、ZENOLOGYの波形容量もたぶん200MB以下です。それで1000種類以上の波形があるってどういうこと?と思いますよね。
実際のところ32kHzサンプリングなので15000Hz以上が出ていないです。そのかわり中低域を強調してパンチのあるサウンドになっているという、オリジナルのXV-5080やINTEGRA-7とまったく同じ路線を維持しています。SC-88Proよりちょっとだけ高音質なんですよね。
シンセの基本設計は昔と同じ4パーシャル構成です。エフェクトはINTEGRA-7から引き継いだMFXなので乗り換えに伴う違和感がないです。エフェクトルーティングの自由度の高さもINTEGRA-7ゆずりです。基本設計が確立したXV-5080、エフェクトが確立したINTEGA-7、ソフト音源になったZENOLOGYと、およそ干支が一回りするごとにローランドの総合音源が変わっていくのがわかります。XV-5080の前身であるXP-50やXV-1080からは30年経過してますが、これらを開発した人はその波形が2026年でも使われるなんて想像していなかったと思います。当時は新しいシンセが次々と発売されていましたからね。