Digital Performer 10.13 が10月13日にリリースされていたの巻

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自分はDP(Digital Performer)でDTMをやっているのですが、バージョンアップは常に先送りで、最新のバージョン10にしても10.11が出てからアップデートしました*1。しかし今回のバージョンアップはVEP(Vienna Ensemble Pro)との連携が強化されたので、VEP使いの自分はさっさと適用するつもりできます。

フォトムジークを作っていて、コンプレッサーとモジュレーション系のエフェクターはもう少しあったほうがいいと思ったので、いろいろ調べて冬のセールでなにか購入しようと思っています。

*1:ちなみに小数点以上のメジャーアップデートは有償で、小数点以下だと無償なのが基本らしいです。

u-he REPRO-5 で坂本龍一 フォト・ムジークを演奏してUPしましたの巻


【祝・Prophet-5 Rev.4発売】u-he REPRO-5で坂本龍一フォト・ムジークを演奏してみた:サウンドストリート電気的音楽講座

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Prophet-5クローンのu-he REPRO-5でやってみました。
reface CSでやったときの楽曲データを流用しましたが、全体的に演奏が前のめりだったのでブラスやストリングスはちょっと直しています。

一番苦労したのはドラムの音作りです。Superior Drummerというソフト音源を使ったら、生々しくなりすぎてしまってシンセとなじまなくて大変でした。スネアなんかせっかくステレオサンプリングされているのにモノラルにした上でフェイザーで余韻を揺らしてからゲートで切ってます。

u-he REPRO-5 でフォトムジーク(坂本龍一)をやりはじめたの巻(その2)

ドラム以外はひととおり終了。まだ微調整はあると思うけれど、エフェクトを含め原曲のサウンドをかなり忠実に再現できたので良かったです。前回のreface CSでかなりそっくりなサウンドを作ってしまったので、それを上回らなければならないというのはけっこうなプレッシャーでした。

ただreface版でもいろいろ不満はあって、とくにリバーブは改善したかったので今回はExponential audio R4というリバーブを使って当時のプレートリバーブの雰囲気を再現しています。冒頭からチュンチュン鳴っているシンセ音に対して「バチーン!」という金属的なリバーブが付いているんですけど、それがプレートリバーブです。こういうサウンドは本来は失敗なのに、意図的に間違った使い方をして面白い効果を出しているんですね。

その他ではEQを積極的に使いました。たとえばREPRO-5は本物のProphetより低域の押しが強いのでカットしています。ベースですら低域をカットして、サウンドの質感を軽くしています。あとノイズ系のパーカッションが多いのですが、いずれもホワイトノイズがソースのため、なにも手を加えないと帯域がかぶります。そこで、それぞれの音色で不要な帯域をカットして、かぶらないようにしました。こういう処理が重要だと思います。

u-he REPRO-5 でフォトムジーク(坂本龍一)をやりはじめたの巻(その1)

u-he REPRO-5でフォトムジークを作り始めました。これも新しいDTMシンセを購入したらやる儀式のようなものです。演奏データは以前reface CSでやったときのものをそのまま流用しているため、基本的には音色だけを揃えればよいのですが、コンピュータのOSが変わったことでそのときのエフェクト(iZotope Neutron 2)が使えなくなっていて、Neutron 3に置き換えたりしています。Neutron 3はコンプレッサーやゲートで多用しているんですが、2と比べると視覚的アシスタントがさらに進化していて、目と耳の両方でエフェクトの効き方を確認できるので作業が早くなりました。あと、リバーブは滑らかな質感を出したいメロディにはR4で、荒い質感にしたいときはDPに付属のProverbにしました。このへんは好みの問題。

なおREPRO-5はデチューン感以外はProphet-5とほとんど変わらないので、音色を揃えていくのはさほど難しくありません。

今日はシンセのパートを8割くらい作り込みました。REPRO-5で9トラック鳴らしてますけど、6トラック目を追加あたりからCPUファンが回るようになりました。残りは3トラックなのですが、そのうち2トラックは間奏とアウトロなのでなんとかなるかな?という感じです。

シンセが終わったらドラムの作り込みです。こっちのほうが大変そうです。

 

※一番最近のフォトムジークのコピー演奏(シンセはヤマハreface CS)

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新・エヴァンゲリオン解説:第四回 月面の棺の渚カヲルとアダムス、およびアダムスの器の巻

あいかわらずシン・エヴァンゲリオン劇場版の公開日が決まらない日々ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

自分はアダムスの器が気になって仕方がないので、全記録全集を読み直していたのですが*1、そこでいろいろ情報を得ることができました。*2

エヴァ新劇場版:序のラストシーンに登場した、全裸のカヲルくんが入っていた棺の件です。あそこにはあった9つの棺にはぜんぶカヲルくんが入っている(いた)、という情報が全記録全集に載ってました。蓋が開いていた棺は4つです。あらやだ、これでアダムスの謎が解決してしまいました。4体のアダムス=月の棺の中のカヲルが絡んだなにかです

この9人のカヲルがどこからやってきたか?という答えは容易にわかります。カヲルが旧エヴァの記憶を受け継いでいることから、旧エヴァの最終段階におけるカヲルのクローン、すなわち9体のエヴァシリーズ(量産機)のプラグの中からサルベージしたと思われます。

エヴァのラストシーンでエヴァシリーズは自ら槍を刺して機能停止していたけど、それはS2機関の停止であってプラグの中身は残っていますし、サルベージしようと思えばできるはず。サルベージしたのはゼーレでしょう。このゼーレ(死んだはずでは?)とか、ロストナンバーのネブカドネザルの鍵とかいろいろ謎があるのですが、今回は割愛します*3。そしてサルベージした中身は棺の中に入れられて、封印されます*4。残されたガワ、すなわちエヴァシリーズの素体はどうしたんでしょうか?この素体はS2機関を搭載しているので、槍を抜けば復活するでしょうし、エバーの世界で言う神様に等しい存在なんですよ。

エヴァンゲリオンMarkなんとか」がアダムスの器だというのはもう常識だと思いますが、Mark.06こそ真のエヴァンゲリオンである、というセリフや自律型に改造できるということを考慮すると、Mark.06はS2機関搭載型のエヴァ、すなわちエヴァシリーズの素体を転用したものと考えるのが自然で、4体のアダムスの正体もこいつらと考えると辻褄が合います。

元がエヴァシリーズだとすると、頭を吹き飛ばしても平気で復活する特性も説明が付きますし、槍の形を変えられることも説明が付いてしまいます。そうか、そういうことだったのかリリン!!

さて、先に書いたように旧エヴァエヴァシリーズは9体でした。セカンドインパクトを起こしたアダムスは4体、アダムスの器として新劇場版に登場したエヴァはMark06、09、第13号機(2体使用)ですから、残りは1体ということになります。これがシン・エヴァンゲリオンに登場するであろう、エヴァンゲリオンMark.10です。

補足
  • 新劇場版でセカンドインパクトを起こしたアダムスが4体だけというのがポイントです。旧エヴァでは9体で「いささか数が足りないが、まっいいか」みたいに言われていたのに、その半分以下の数しか用意していないから南極を中心とした南半球しかコア化されなかったと思われます。
  • 新劇場版では未だにセカンドインパクトの原因(目的)が明かされていません。旧エヴァではテレビ版の第弐拾壱話「ネルフ、誕生」でセカンドインパクト前後の様子がかなり詳しく描写されていろいろなことが判明しましたが、これがシン・エヴァで明かされないと謎解きの上ではかなり困ったことになります。といっても、目的は旧エヴァと同じく使徒の覚醒を遅らせるためでしょう。
  • エヴァ破で前触れもなく登場した死海文書外典に書かれていたのがMark.06を含むアダムスの器や神殺しの船ヴンダーのことと思われます。そしてゲンドウたちはMark.06建造の様子を視察したあとででゼーレの本当の目的を知ることになりました。

*1:老眼鏡を使用する必要がありました。トホホ

*2:なぜ今までまじめに読まなかったのだ。

*3:ゼーレは旧劇場版では「よい、これでよい」と言って成仏したはずなのに、ちゃっかりモノリスとして復活しています。おそらくこの復活のために必要なのがネブカドネザルの鍵です。ただし、復活した数が減ってるので、復活できなかったメンバーもいて、それがロストナンバーであり、余った鍵を加持が入手してゲンドウに渡したと考えることができます。

*4:エヴァ破で使徒に侵食されたアスカとか、Q冒頭のシンジも同じく棺に封印されていましたが、この件も割愛。

Prophet-5が再販売されるのでU-he REPROを買いましたの巻

先週末、YMOおじさんを中心として全世界のDTMer界隈が騒然としたニュースが、伝説のシンセサイザーProphet-5(P5)の再販売です。オリジナルはとっくに製造中止の上に、Prophet-6という後継機があるのでP5は再販の予定がないと公式にアナウンスされていたこともあって、中古品がかなり高価で取引されていました。しかしここにきて再販されることになりました。かつて製造されたP5の最終版がRev.3だったので、Rev.4と呼称されています。

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実は自分もかつて中古が安かった時代にProphet-5 Rev.2(MIDIつき)という珍しい個体を購入しまして、いろいろ遊んでいたのですが、チューニングが不安定な上に鍵盤が壊れやすくどうしようもなかったので、手放してしまいました。なので、再発されると知ってちょっと胸が痛かったです(おおげさ)

でも大好きなシンセなのでなにか無いかなと思って調べていたところ、U-heというソフト屋がREPROというProphetクローンシンセのソフトを出していることがわかりました。これがすごく評判がよいので買ってみて、さっそく大好きなJapanの曲の音色を作って弾いてみました。

オリジナルはこれです。ほんの数分で作った音色ですが、まずまず似てるでしょ?


Japan - Nightporter (Oil On Canvas - Live version)

 

REPROのサイトはこちらです。
製品版がそのまま試用できるので、興味がある方はダウンロードしてみてください。けっこう重いソフトで、最大8音ポリです。ベロシティにも対応しているから実質Prophet-T8ですね。重いといってもVEP(Vienna Ensemble Pro)で起動すればどうということはありませんでした。

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Autriaのソフトより本物に近いサウンドだと思いますし、つまみを回したときの挙動までシミュレートされています。またオリジナルの問題点がかなりクリアされています。やるな、お主!という感じのソフトです。難点は、REPRO-1(Pro-Oneのクローン)の設計が基本になっているためか全体的に音圧が高めで、特にユニゾンモードは強烈なので使い方を考える必要があることだと思っています。

やはり実機はピッチが不安定で、常にデチューンがかかったような状態ですからサウンドの芯がボヤケているところがあります。実機に寄せるのであれば、そのあたりをシミュレートする必要があります。Wheel Modなどでフィルターやオシレータを揺らせばいいだけなので割と簡単です。

 

※REPRO-5:Prophet-5からの改善点

  • フィルタースケーリングの拡張
    フィルタースケーリングはPro-Oneと同様に0~100の連続可変なのですが、75でFULLになります(レゾナンスを発振させるとドレミが演奏できる)。ということは、100にするとFULLの1.3倍くらいに拡張されたことになります。Prophetはフィルターのキレが良すぎて、FULLでも高音域の倍音が不足しがちで広い音域で実用的に使える音色を作るのが難しかったのですが、これでクリアできます。
  • ピッチベンド幅や、モジュレーションホイールの最低値・最高値セット
    音色ごとにピッチベンド幅やホイールを上げる値(最低値と最高値)をセットすることができます。Prophetに限りませんが、古いシンセはピッチベンドやモジュレーションホイールの効き具合が固定ということが多かったので、ありがたい機能です。
    あとProphetはモジュレーションホイールでLFOの効き具合を決めるのですが(DEPTHを決められるノブがない)、マニュアル操作になるので上げるのを忘れたり、逆に上げすぎたりしてトラブルの要因になっていましたので、これも初期値で設定できるようになっています。
  • 回路特性の変更
    これはマニアックながら極めて便利な機能です。基盤の絵が表示されて素子の設定を弄ることで特性を変更できます。
    LFO波形のインバート(実機のLFOはノコギリ波が上昇形しかないのですがインバートすれば下降形になる)、LFOのDCオフセット変更(デフォルトがユニポーラだが、バイポーラにも変更できる)、フィルターENVのインバート、などなど様々な機能があります。

※Prophet-6や600との違い

これら後発機種とProphet-5との差異はいろいろあるんですが、音作りのパラメータ的にはWheel Modのソースにノイズを使えるのが最大の違いだと感じています。ノイズでオシレータやフィルターをモジュレーションできるので、雑音成分が混ざった音色を作れます。この雑音の混ざり方がランダムなのがよいのです。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン サントラのAdamantine Dreamsを演奏してUPしましたの巻


ヴァイオレット・エヴァーガーデンBGM Adamantine Dreamsを弾いてみた:楽譜付き

劇場版が話題になっていたので見に行って、ついでにTV版サントラを購入したのでその中のピアノ曲を弾いてみました。

ピアノは前回に引き続き Ivory II Amrican D ですが、音色を原曲に寄せるためにアタックノイズを強くしたので中盤でフォルテになるところがかなりダイナミックに聞こえますね。

エフェクトはNeutron 3のトランジェント・シェーパーでサスティンを厚くして、R4のリバーブで仕上げています。このコンビが最近のお気に入りです。American Dも思ったように弾けるようになってきているのでとても気分がいいです。正直なところ、クラシック寄りのピアノ録音はもうこれで決まりではないかと思っています。

あと動画編集もiMacでやりました。編集ソフトはDaVinci Resolve 16なので以前と変わりませんが、27 inchディスプレイでフルHD以上の解像度で作業できるので快適です。ただDP10(DAW)を起動した状態でDRを立ち上げるとオーディオ出力をDAWから奪い取ります。あとDP用のプラグインを勝手に読み込んでVienna Ensembleを立ち上げたりするので起動に時間がかかります。また外付けディスプレイを購入してデュアルモニタ環境なのに、2台分のモニタをどうやってDRで使えばいいかわからず、結局1台モニタで作業しました。ちなみに最後のThe endはDRのテロップ機能を使ってます。これも初挑戦で、いままでテロップ関係は画像を用意したり、別のソフトでやっていました。このあたりを使いこなせるようになるのには、まだ時間がかかりそうです。なおエンコードcore i9がフル回転してくれてとても速かったです。