エヴァンゲリオン戦闘曲「Decisive Battle」を演奏してUPシましたの巻(リベンジ編)


エヴァンゲリオン戦闘曲「Decisive Battle」を弾いてみた:楽譜付き

以前にもUPしてるんですが、YouTubeで消されたので連弾にアレンジし直してリベンジです。テンポを落としたのは演奏表現重視のためということにしておいてください。

初号機の写真は手持ちのフィギュアです。リボルテックヤマグチじゃなくて、もう少しお高いやつ(笑)iPhoneで撮ったけど、うまい具合に顔にピントが合って手前がボケました。

 以前UPしたものは下記参照。採譜を間違えたところを修正したり、連弾に合わせて少し音を足して厚みを増した部分があります。

harnoncourt.hatenablog.com

 

harnoncourt.hatenablog.com

 

ゴールデンカムイ一気読みの巻

以前から気になっていたし、アニメも始まったので一気読みしました。頭のネジが飛んだようなキャラだらけで非常に疲れますが、大人が読んで楽しめるマンガですね。おすすめです。原作のスピード感は本当に素晴らしく、荒唐無稽とも言えるストーリーをぐいぐい引っ張っていくパワーがあります。小ネタ的に入ってくるギャグや変顔、お色気シーン(ただし男性ヌード)など、枝葉の部分もサービス精神旺盛でGOODです。残念ながら、アニメは魅力が表現しきれていない感じです。

ゼンハイザーHD600(ヘッドフォン)を買ったの巻

昨年、iPodのお供にゼンハイザーのイヤホンIE80を購入しまして、その解像度の高さと自然なサウンドがとても気に入って、同メーカーのオープンエア型のものもほしいなと思っていたところでたまたま目に入ったHD600を購入しました。

第一印象でセパレーションの良さに驚きました。いろいろヘッドフォンを使ってきた中で間違いなくNo.1のセパレーションで、オープンエアということもあって普通のスピーカーのオーディオセットと同じ感覚で聞くことができます。いままで使ってきたヘッドフォンはなんだったんだろう。たとえばSONY MDR-CD900STはセパレーションの悪さで有名ですけど、ここまで違うと笑ってしまいます。

とはいうものの、物理的な特性の良さが前面に出てくるわけではなくて、ピアノのタッチのニュアンスとか、オーケストラの楽器の息づかい(アーティキュレーション)がしっかり伝わってくることで、聞き慣れた曲でも受ける感動の度合いが高まるというのが最大の良さではないかと思いました。ただインピーダンスが高いため鳴りは今ひとつで、派手なサウンドが好みな方にはおすすめできません(新モデルのHD650のほうが鳴りがよい)。

今回は、エヴァ新劇場版の劇伴解説本を書くにあたって、エヴァのサントラをきちんと聞けるヘッドフォンが欲しいというのが主な購入目的です。なので焦点は決まっていて、要するにエヴァ破の「翼をください」の最後の低いC(ド)がしっかり聞こえたらOKだったのです(笑)

※その後、エージングについて

エージングに時間がかかるようで、数日間鳴らしたところ低域がスムーズに鳴るようになってきました。

アニメいろいろ

デビルズライン

せっかくカッコつけて作ったと思われるスコープサイズのアバンが、悪印象しか与えませんでした。ムダに長くテンポが悪く、スピード感が欠如しているのでかなりつらいのです。本編もやはり開始部分からテンポが悪く、作画が微妙ということで早々に視聴中止となりました。若年層を意識していると思いますが、その若年層を舐めているんじゃないかという気がします。

 

ピアノの森

3D撮影のコンサートホール映像と、モーションキャプチャのピアノ演奏でいきなり不気味の谷に突き落とされました。その直後に手描きのファンタジーなシーンが繰り広げられるという、両極端な演出も驚きます。たぶん狙ってるんでしょう。しかしコンサートホール内をわざわざグリッとカメラを回してみせるなど、視覚演出面で自己顕示欲が前面に出てくるのが気になります。そこが主目的になってはいけない作品なのに、止める人がいなかったのだろうか。手描き背景は素晴らしいですし、ピアノ演奏は見事です。

 

ゴールデンカムイ

アバンからテンションが高く引き込まれる。こうでないと困るんですよ。本編は画面レイアウトが平凡なのが惜しいと思いました。北海道の大自然を視覚で味わってもらおうというサービス精神がまったく感じられん(笑)。けれどそれは正しいし、アニメートも見事でした。羽山さんが作監ですね。色彩のトーンを抑えすぎのような気もしましたが、季節は冬だしこれはこれでよいと思いました。女子の声優が超棒読みでつらいこと以外は欠点なしです。

シャルル・リシャール=アムランについての巻

どうかすると「マルク=アンドレじゃない方の」という前書きを付けられてしまうカナダ人ピアニストのシャルル・リシャール=アムラン氏ですが、最近改めてYouTubeにUPされた数々の動画を見て、すごいピアニストではないかと思った次第です。音色のパレットが豊かで透明感と温もりがあり(ヤマハCFXの良さが存分に発揮されている)、感情表現の振れ幅も大きく、しかしきちんと統制が取れていて破綻するところがないという、ワタシ的に大絶賛のピアニストです。血が通ったアンスネス、体温高めのアンスネスと考えてもよろしいかと思います。


Charles Richard-Hamelin – Piano Concerto in F minor Op. 21 (final stage of the Chopin Comp. 2015)

ショパコン本選でのショパンの協奏曲2番です。これはすでにコンクール演奏のレベルではないです。ブレハッチの2番を生で聴いたことがあって、そのときはショパンの生まれ変わりみたいな演奏だと思いましたが、この人の演奏はスケール感が全然違います。


Charles Richard-Hamelin – Sonata in B minor, Op. 58 (third stage)

同じくショパコンでのソナタ3番ですけど、やはりパッションとスケール感がすごい。フィナーレの主題3回目で「安全運転だと思った?こっから飛ばすぜ!!」みたいなアクセルの踏みこみ具合が曲想にマッチしていて最高です。ブラボー。

 


Charles Richard-Hamelin – Polonaise in F sharp minor Op. 44 (second stage)

中間部の表現が難しいとてもポロネーズ5番ですが、冒頭とは明確に音色が変わって暖かな世界を見せます。この部分を持て余す人が多い中では抜きん出ています。

 


Charles Richard-Hamelin – Nocturne in B major Op. 62 No. 1 (Prize-winners' Concert)

入賞者演奏会でのノクターン17番。外見がこれなので、ビッグベアとか言われてたらしいですが、ブロンフマンにしても良い音色を出すには身体が大事なのでしょうか。

 


Charles Richard Hamelin – Prelude in C sharp minor Op. 45 (third stage)

2015年のショパコンで一番ビビビッときたのがこの前奏曲op.45の演奏でした。大人の解釈ですね。

 


Charles Richard-Hamelin plays Kapustin's Etude op.40 no.3 "Toccatina"

イマドキのピアニストらしく、カプースチンのトッカティーナなんかも弾いてます。

 


Charles Richard-Hamelin – Piano recital (Chopin and his Europe 17.08.2017)

昨年のリサイタルより。シューマンソナタ1番は堅苦しいい解釈でなく、若々しい青春のロマンが前面に表現されているようで好感が持てます。

打鍵・離鍵の速度がやや遅めで、切れ味という点ではちょっと鈍いという気もしますけれども、音色の良さは何者にも代えがたい資質で、今後が非常に楽しみなピアニストです。今年来日するので、行ける演奏会のチケットは全部押さえました(笑)

今年の花粉症の状況の巻

フルナーゼ点鼻で鼻の症状は抑え込めました。

ただ目の症状が押さえきれず、かなり重い炎症を起こしていて非常につらいです。パタノール点眼は一時的な効果しかなく、もはやステロイド点眼を適用していいレベル。

アレグラ(飲み薬)でちょっと変な副作用が出たので飲みたくないし、参ったなあという感じです。トホホ。

Nord Piano 3 使い込み後レビューの巻

すでに私の演奏してみた動画に登場しているNord Piano 3ですが、実はマスターキーボードとしての使用でして、音源は相変わらずRoland INTEGRA-7なのです。ということで、このレビューはMIDIマスターキーボードとしてのNord Piano 3について書きます。

MIDIマスターキーボードとして、Nord Piano 3はデフォルト状態でINTEGRA-7とベロシティマッチングが絶妙に良くてピアニッシモからフォルティッシモまで思ったような強弱表現できるので、弾いていてとても気分が良いです。カワイやヤマハの鍵盤で弾いていた頃は、思ったようにベロシティを制御できずストレスがありましたけど、まったく気にする必要がなくなりました。またタッチも適度に軽く、とても弾きやすいです。これは本当にありがたく、いい機種を買ったと思っています。

かように素晴らしい鍵盤を持つのNord Pianoですけど、ペダルの挙動にやや難があります。踏み込みが浅くて、ちょっと足を置いただけでペダルがONになってしまいます。これはたぶんスタインウエイを意識したセッティングで、センシティブなので気をつかわないといけないと思っています。あとハーフペダルのレゾリューションが荒いんですが(4段階くらいしかない)、操作に習熟すれば問題なさそうです。