Blue of noon / soniccellバージョンをうpしましたの巻

http://www.nicovideo.jp/watch/nm17496018
http://www.youtube.com/watch?v=8gOe2QDuUNQ
1996年1月にニフティに発表したデータを、ソニックセルに移植しました。演奏データは変えていません。ソニックセルは、公表されてませんがGS音源として動作可能で、SC-88用のMIDIデータをそのまま再生しても、モワッとしたPadとか怖いくらいに88と同じ音色で鳴ります。でもせっかく新しい音源なので、ゼロから音色を用意しました。・・・で、結局、おなじ音になりました(爆笑)。でも88と違ってフィルターのキーフォローが使えるので、よく聞くとレゾナンス帯域が音域に追従していることがわかるはず。あと以前よりLFOを深めに取って、エフェクトの乗りをよくしています。ちょっとしたことなんですが、よりプロフェットに近くなったと思ってます。
それよりも、大きく変わったのはもちろんピアノで、ちゃんとスタインウエイっぽくなりました。低音が気持ちよく響くし、弱音で弾いたときに、まるい音色になってくれます。ウッド・ベースも、「らしい」音になりました。
あとyoutubeにおける開始部分のジッタ回避に成功しました(まだ怪しいですが)。推測ですが、絵と音がビットレートを共用するので、文字のフェードアウトがレートを食ってしまい(MPEGはフェード処理が苦手)、結果として音声ビットレートを下げている予感です。文字がフェードアウトした後に、すこし間をあければ大丈夫みたいです。もっと間の狭いものをうpしたんですが、ジッタが乗ってしまったので、作り直しました。

この演奏には逸話があって、実は派手にミスタッチした和音があるんですが、かっこよかったので96年当時は修正しませんでした。何度聴いても、その和音が圧倒的にかっこいいので、今回もしっかり残しました。どこかは教えません(笑)。あと、ラストのH(シ)も勝手にオクターブ上げてます。その方がいい、と思ったので。

画像がとても綺麗なので、全画面表示にして聴くのをおすすめします。
自分はこの曲が大好きで、しょっちゅう聴いたり、弾いたりしています。ちなみに、CD化されてませんので、自分で弾いたやつを聴くのです。