これぞまさしく「復活のイデオン」の巻

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映画版「伝説巨神イデオン」接触篇・発動篇DVDが再発売されます。私はVHSビデオで持っていて、発動篇なんか通算100回は見たんじゃないかと思います。その後、DVDを買い逃して悔しい思いをしておりました。同じ思いをした人が多かったらしく、ネットオークションでは3万円(!)を超えておりました。コアなファンの要望が実り、このたびようやく再発売になります。めでたいです。
接触篇はTV版30数話を90分に再編集したもので、はっきり言ってストーリーが破綻しております(ぉぃ)。発動篇はTV未公開のフィルムから成り立っており、こちらがイデオンの真骨頂です。主要な登場人物が次々とたおれていく様子を丁寧に、かつ冷淡に描いており、ある意味この世で最も悲惨なアニメ映画だと思います。今は亡き井上瑶が演ずる基地外シェリル(とにかく恐い)とか、収録当日風邪をひいたためガラガラ声になってさらに迫力を増した麻上洋子のハルル様とか、うら若き戸田恵子のお母さん役とか声優陣もすごい。私は悪代官っぽいドバ様が大好きでした。あと湖川友謙氏(作画監督)の最高傑作として揺るぎない評価を得ているので、80年代アニヲタの皆様は必携です。あおり!俯瞰!って何のことかわかんないですね。すみません。