いろいろ弾いてUPする予定ができずの巻

ヤマト2202の劇伴(1曲)と、きのう何食べた?の劇伴(4曲)を演奏してUPしようとしてどっちもできず。MIDI録音は終わってて、オーディオで録ってマスタリングするだけなんですけど5曲もあるとさすがにしんどいですね。特にきのう何食べた?の曲は4曲を1つの動画で片付けようとしていて、マスタリングのレベル合わせとか考えただけで気が遠くなりそうです。

今週末~来週にかけてUPしたいと思っております。きのう何食べた?の曲は久しぶりの連弾もあるので映像も付けたいです。

ヤマト2202の劇伴は採譜がほとんど終わっている曲がまだあるし、もう少しだけ続くんじゃ(フラグ)。

しかし今月はいろいろ忙しいのでスケジュール調整が難しいな。忘れないようにメモ。
アイドルマスターSideM 4th Live(ライビュ)5/11
・空母いぶき公開 5/24
・野郎フェス 5/26
MRI検査 5/31

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ラジオスイート宇宙戦艦ヤマトの巻

ラジオスイート宇宙戦艦ヤマト、楽しかったですね。

本編も素晴らしかったですが、合間のCMのボラ~リ一人旅ベムラーゼ首相(CV:むらかわみちお氏)が面白おかしくて大爆笑でした。むらかわ先生、多芸すぎでしょw

宮川彬良氏がゲストで、ヤマト2199や2202の音楽についての突っ込んだ話も聞けたのが良かったです。

連休中はヤマトの曲の採譜は1曲だけで、もっぱら「きのう何食べた?」の劇伴の採譜に精を出しております。近日中に公開予定ですが、今日のラジオを聞いてやっぱりヤマトの音楽が好きだな~と思ったので今後ともがんばろうと決意を新たにした次第です。

新装版あちらこちらぼくら上・下(たなと)の巻

たなと先生にしては珍しい普通の男子高校生マンガです。「たなと」は言うまでもなくタナトスからの引用で、そんなPNをつけてしまう人ですからエキセントリックな設定の作品が多かったですし、特に攻め役が人生を捨ててるような(まさにタナトスを具現化したような)ところがあって、その痛さのある設定や描写に共感や魅力を覚える人もいたと思います。でも今回はそういうネガティブな要素は控えめで、無意識的に好き合ってしまった二人の微妙な心の動きを丁寧に描いています。押しかけで始まった友人関係の話なので終盤までBLという雰囲気ではなくて、徐々に関係性が深まっていく演出が優れていると思いました。クライマックスはかなり切なくて泣けます。

たなと先生の作品はかなり癖が強くて読む人を選ぶところがありましたが、この作品はどなたにもおすすめできると思います。amazonの評価がオール5になっているのも頷けます。 (でも坊主頭フェチだけは揺るがないw)

先日読んだワンルームエンジェル(はらだ著)と動揺に、この作品も幸せでリアリティのある終わり方をするので、昭和ファンタジーJUNEじゃなくて平成リアルBLドラマなんだなあという思いを持ちました。

 

新装版 あちらこちらぼくら 上 (eyesコミックス)

新装版 あちらこちらぼくら 上 (eyesコミックス)

 

 

新装版 あちらこちらぼくら 下 (eyesコミックス)

新装版 あちらこちらぼくら 下 (eyesコミックス)

 

 

※ 期間限定でビックコミック版第1巻が配信中

 

アレクサンドル・クニャーゼフ& ニコライ・ルガンスキー リサイタル@紀尾井ホールの巻

クニャーゼフ(チェロ)&ルガンスキー(ピアノ)のリサイタルでした。

どちらも生で聴くのは初めてで、録音では今ひとつと思っていたクニャーゼフが想像以上に素晴らしく感動的な演奏会になりました。

※プログラム
ショスタコーヴィチ チェロソナタ
・フランク ヴァイオリン・ソナタ(チェロ版)
ラフマニノフ チェロソナタ

・アンコール
 ブラームス:マゲローネによるロマンスop.33-12「別れるべきなのか」
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調op.108第3楽章
 J.S.バッハトッカータアダージョとフーガ ハ長調BWV564よりアダージョ

クニャーゼフは正攻法型のチェリストで、真摯でストレートな感情表現なのでわかりやすかったです。強弱表現の幅がとても大きくドラマティックでした。ピチカートがものすごく大きく響くなど、物理的に音量が大きいのでかなり迫力があります。
ルガンスキーはコントロールを優先するタイプのピアニストで、アンスネス並の精緻な強弱コントロールでびっくりしました。録音だとピアニッシモのバリエーションがわかりにくいんですが、生演奏ではバッチリでした。

各曲の演奏ですが、ショスタコーヴィチは適度にグロテスクさを抑制していて、独特のアイロニーやユーモアをうまく表現していました。フランクはどうかなと思っていたのですが(ロシア系の演奏家はフランス音楽と相性が悪いことが多いので)、フランス系演奏家の洒脱さとはまた違ったダイナミックな表現で、フィナーレなどはひときわ感動的でした。この2曲は割と慎重に弾いていましたが、ラフマニノフソナタは一気呵成に弾ききって、エネルギッシュな盛り上がりになりました。そしてアンコールのブラームスが意外に(といったら失礼ですが)よくて、ブラームスのCDを買ってしまいました。

情熱的なクニャーゼフを、理知的でバランスの取れたルガンスキーが支えるという構図はなかなかよかったですが、ルガンスキーの演奏をソロで聞いたら「上手いな」以上の感想を抱けるかどうか、疑問が残りました。楽曲の造形をきっちり作り上げることを第一義にしているようで、音楽に対する共感の表現や自分自身の立ち位置の表明が弱く、一歩引いた音楽なのです。なのでよく言えば玄人受け、悪く言えばアピール力がないように思えます。
このあたりは先に名前を上げたアンスネスにも通ずるところです。知と情のバランスだったら情に寄った演奏のほうが自分は好きです。せっかくのライヴなので、録音みたいに綺麗な演奏でなくてもいいのではないかと思うのでした。ということで、ルガンスキーにはもう一皮むけていただきたいと思います。
ただ全体としては非常に満足度が高い演奏会で、アンコールを含めて2時間半近くを高い集中力を保って演奏しきった二人に大拍手です。

ドラマ24「きのう何食べた?」のBGMを演奏してUPしましたの巻


よしながふみ原作ドラマ24「きのう何食べた?」のBGMを弾いてみた:楽譜付き

 


よしながふみ原作「きのう何食べた?」のBGMをいろいろ弾いてみた・その2:楽譜付き

 

腐女子界隈で話題のドラマ「きのう何食べた?」の劇伴を耳コピして演奏してみました。低予算ドラマらしく、劇伴も小ぢんまりとしている感じでかわいい曲が多いですね。料理の場面に流れる「きょうの料理」オマージュな曲も好きなので弾いてみたいです。例によって予定は未定です~。

ワンルームエンジェル(はらだ)の巻

最近読んだBLコミックで一番グッときた作品です。思わずアマゾンのレビューを書いてしまいました。昭和時代に須和雪里さんがこういう設定の小説を書いていて、JUNE小説道場主(もちろん栗本薫)に激賞されていたことを思い出しました。平成が終わるというのに、こういう昭和チックな作品が来るというのも面白いなと思いました。

自分がBLが好きなのは、やはり孤独な魂が巡り合って補完しあうという、この宇宙で最も小さな人類補完計画を見るのが好きだからというのがあります。この漫画はまさにそれで、死んだような日々を送るどうしようもない主人公に天使が降りてきて、互いに補完されていくお話です。

ワンルームエンジェル (onBLUEコミックス)

ワンルームエンジェル (onBLUEコミックス)

 

 

大友克洋「童夢」イメージアルバム到着の巻

待望のCDが届きました。
80年代のアルバムなので音質面はあまり期待していなかったのですが、マスタリングが良くて期待以上のサウンドでした。

とてもコンセプチュアルなアルバムで、A面は打ち込み系サウンドで、B面は生演奏が増えてロック寄りになり、最後の3曲はアコースティックピアノが中心になるという流れになっています。
リリース当時は毎日のように聞いていていました。ザ・スクエア参加前の和泉宏隆さんがピアノを弾いています。あまりにも好きすぎてコピー演奏をしてYouTubeにアップしたら、作曲者の伊豆一彦さんご自身がコメントを下さるという僥倖に恵まれました。

 


大友克洋「童夢」イメージアルバムより Act.7 Scene23 を弾いてみた:楽譜つき