ドラゴンクエストVIIの巻(2)

気合いでドラクエ7。以前の日記を見るとこのゲームが相当に気に入っていたようで、いろいろ楽しそうなことが書いてあるんですが、改めてプレイすると全然おもしろくないし(泣)。それにしても操作性の悪さが気になる。まずはシステム的な問題点からあげてみよう。

  • 3D画面の作りが甘い。グラフィックそのものは(ショボイけど)問題ない範囲だが、オブジェクトの当たり判定領域が狭い。画面が傾いた状態で操作していたり斜め歩きでオブジェクトに突っ込むと当たりにならず、階段を登れなかったり宝箱を開けられなかったりする。仕方ないので、正面or180度転回モードに修正して、目的のオブジェクトに真正面から当たり直さなければならない。これが度重なるとけっこうなストレスになる。
  • マルチウィンドウの操作性が悪すぎる。アイテムの使用、装備、整理などの作業をするために1手順ごと新規ウィンドウが開くのだが、作業終了後には×ボタンで1つ1つウィンドウを閉じなければならない。このため作業手順が増えている。マルチウィンドウでなく、例えばファイナルファンタジーのように、分割画面上で一度に見せる方式が好ましい。
  • データセーブの際の作業手順も多すぎる。1.司祭の前口上を何度も○ボタン押して送り、2.セーブ動作選択、3.スロット選択、4.ファイル選択、5.上書きor新規選択、6.ゲーム続行or中断を選択。ようやく終了。単純なセーブ作業で6手順も必要だ。普通のソフトウェア開発でこんな仕様を作ったら「ヴァカ?」と言われて終わりだろう。
  • まとめ。プレーヤーに逐次選択させる場合、手順が多すぎるとストレスになる。最大でも4手順、できれば3手順までに目的を達成できるようにしたい。
  • (オマケ)同様のことは例えばホームページのリンクにも言える。トップページから目的コンテンツまで最大3クリックで到達できるように設計する。

※後日記
マルチウィンドウの操作性について「なぜこんなことになるのか」を考えていたのですが、各キャラがアイテムを持つ仕組みそのものが原因という結論に到達しました。アイテムの個人所有をやめれば面倒な受け渡しなど発生しないわけ。あたりまえな結論ですがとりあえず。