ピアノを弾くときの手の形の巻

ぴあのピア」を見ていて、チェンバロフォルテピアノを弾いてる人の手の形を真似てみると、ベートーヴェンソナタがとても弾きやすいことが判明。この2年ほど私は指を伸ばし気味にして、かつ、深めのタッチで弾いていたので、こってり、しっとり、たっぷりなレガートでカンタービレを表現できていたのです。しかし、この奏法だと速くて軽やかなフレーズ回しや、ノンレガート気味の演奏がやりにくいんですね。ということで、何気なく指を曲げ気味にして弾いてみたら、とても軽やかに回ることに気づきまして。「タッチは1種類だけじゃダメ」という基本中の基本をすっかり忘れていました。いろんなタッチでいろんな音色やフレージングを操れるように練習したいと思います。