レイ・ハラカミについての巻

日付が先走ってますが、これから平日はあんまり書けないと思うので特に問題ないということで。
rei harakamiさん(原神玲。ほらもう名前からすごい。)の音楽を彼が亡くなるまで知らなかったという最低な私です。体調が悪くて金沢で腐ってた時にニコ動にアップされてるものを聴いて、衝撃を受けました。引越し準備のBGMはニコ動のレイ・ハラカミ関係音源でした。そして東京に戻ってくると同時にアマゾンで片っ端からCDを注文して聴いております。くそう・・・くそう!なんで生きてるうちに聴いてなかったんだろう。バカな自分に泣けてくるわ。Opa-Qがどうしても入手できないのですが、それ以外の公式盤は全て入手しました。どれも文句なく傑作です。特に好きなのが「Lust」と矢野顕子さんと組んだ「Yanokami」です。Yanokamiに関しては久々に音楽図鑑の「いいおさら」に書いちゃおうと思っています。Night Train Homeなんかオリジナル版ではちっともいいと思わなかったんだけど、rei harakamiの手を借りたらこんなに良くなっちゃうんだから。やっぱり矢野顕子は誰かと組んだほうがいいと思います。
話がズレたw大好きな「Lust」ですが、色欲とか情欲とかいう意味で、アルバムの3曲目に入っていますが、すごくミニマルなんです。普通のミニマルは聴いていてイライラすることもあるんですが、とにかく音色がふんわりしてるからそういうネガティブな感情が湧いてきません。でもやっぱり2曲目「Joy」が有名ですね。これはライヴでやった映像があって(ニコ動なのでID持ってないと見れません。すまぬ)、ロングバージョンですごくいいです。もっとはっきり顔が見えるのはこっちの動画で(youtubeだから誰でも見れる)、指1本でテクノしちゃうのです。これがYMOから脈々と続くシンセの正しい使い方なのよ。そしてYanokamiのライヴがこちら。むさくるしくて超カッコイイ、レイハラカミを存分に堪能できます。あとは細野晴臣さんの「終わりの季節」のカバー。ハラカミさん本人が歌ってます。この動画からいろいろたどれます。
それにしても、あんなに若くして亡くなるなんて、ただただ残念。そして亡くなったニュースを見るまで聴こうとしなかった俺はホントにバカ。こんなに後悔することはいままでなかったので、ちょっとでも気になった人は聞き逃さないようにしようと心に決めました。なお、Yanokamiの新アルバム(!)「遠くは近い」が12月に出ます。荒井由実のカバーが2曲、デビシル&教授の「バンブー・ミュージック」とか、どんな風なサウンドになっているのかとても楽しみ。これがラストアルバムですね(泣)。まるで天国からのクリスマスプレゼントのようです。