窪田キラ:デスノートの巻 (第1回) ←今後も続ける予定

  • 悪いところ
    • 夜神月が普通の大学生ということを強調しすぎていてくどい。
      • 映画版の藤原キラが普通の大学生設定だったってことが忘れられすぎである。
    • 展開が速すぎる。
      • さんざんビビっていたくせに、あっというまに50人超。
      • もう少し、月の逡巡や葛藤を描くべきで、Lind L. Taylorのエピソードに入ったところで「次回につづく」でもいいくらいなんだけどなー。
      • そして次回あっさり正体がバレるw
    • ミサミサが(検閲されました)
      • こいつ出さなくていいと思う。
  • 良いところ
    • 演出。というか、原作の月とは全く違うよ!と第一話で視聴者に示す演出力。
      • ビビリ芸が窪田正孝の真骨頂ということが、よくわかっている。
      • この後、泣き芸、アクション芸、さらには筋肉質な身体披露(キャー)が入ってくると思うので、ますます原作とは離れるはず。それはそれで面白い。
      • ミサミサに対して、ヲタ的に入れ込んでいるのではないという距離感。今後、ミサミサの方からキラにアクションを起こすはずなので、月がミサミサの大ファンだと演出的に成り立ちにくくなる。
      • いろいろ粗忽な月が、かえってリアル。学生だろうとプロファイルされたことがわかったとたんに殺しのパターンを変えるとか、まんまとLの挑発に乗って死刑囚*1を殺してしまうあたり、相当に普通のおばかさんであります(笑)。
    • 改変部分が総じて良い。予想外の僥倖。
      • いじめられっこの同級生のリアルさ。いじめのシーンがかわいそう。
      • いじめっこのリアルさ。バッチリ飲酒運転してるわけで。
      • シャーペンで名前を書いて、慌てて消そうとして消えない。これがこの回のベスト演出。
    • Lがいい。
      • 原作より挑発的。原作では月のほうが挑発的だったので、役割を逆転させている。
      • Lind L. Taylorの番組が、超楽しそうでノリノリなのが面白かった。ゲラゲラ笑いながら見てしまった。まさかあれをギャグにするとはw
      • まったく必然性がないところで脱ぐという、素晴らしい視聴者サービス。
    • 松田さんが、アニメでも映画でも今回のドラマでも、やっぱり松田だったこと。
      • こいつのキャラを変えちゃダメだってことが、よくわかっている。
      • 主役のキャラ設定を変えた上で、周囲は変えなかったらどうなるか?という思考実験は、視聴者としても面白いし、たぶん作り手も面白いはず。
    • 月の妹がかわいい。
  • ダメだったところ
    • ミサミサの配役(書いちゃった)
    • Lが地声で警察関係者の前や、テレビ番組に出ていたこと。ボイスチェンジャーくらい使ってほしかった。

以上です。
事前の期待度が限りなく低かった分だけ、逆に自分の中の評価が高まってしまい、いろいろ反省しております。80点くらい。(甘すぎ?)
久しぶりに窪田成分を補給できて、うれしくてはしゃいでます。これから毎週悪くなっていくケイタに会えるかと思うと、ワクワクが止まらない。ケータイ捜査官のブルーレイも見返そうっとw

*1:唯一、原作そっくりだった人