BOOTHにて冬コミケの新刊の通販をはじめました。
・Symphony of Healthy Wings:交響曲宇宙戦艦ヤマト 解説本
・炎ノキセキ:「プロメア」サウンドトラック解説本
そのほかバックナンバーもございます。
よろしくおねがいします。
以前から行きたかった宮川彬良さんと新日本フィルによる大晦日の演奏会に行きました。チラシには指揮・ピアノ・司会:宮川彬良と書かれていますが、編曲も全部宮川彬良さんということで、アレンジもとてもおもしろかったです。
最初が「風と共に去りぬ」でしたが、思わずヤマトの「大いなる愛」かと思いましたw
シェルブールの雨傘は、以前「ヤマハでヤマトーク」で話していた延々転調して終わらないアレンジだったので思わず笑ってしまいました。今回は4回ほど転調しましたw
なごり雪といとしのエリーはメロディの開始部分が同じという話をして、バロック風(G線上のアリア)のアレンジで演奏。
パトロネージュの歌はオケの支援者の名前を延々歌っていく曲で、今年は支援者が5減20増ということでした。支援者が増えると曲が伸びるので第2部で独立させているそうです!
第3部は新アレンジのオルガン協奏曲「白色彗星」から始まるヤマトコーナー。締めは主題歌でした。
アンコールは「若いって素晴らしい」からの「マツケンサンバ2」。
このあと帰省したんですが、電車がとても空いていて快適だったので、2020年もこのコンサートを聴いてから帰省しようと心に決めました。10年くらい前にも大晦日の夜に帰省して、列車が空いていたことを思い出しました。
前から5列目のほぼ中央で聴いたんですけど、強弱のレンジが大きくて迫力があり、改めて演奏表現について考えさせられた演奏会でもありました。
公開日(12/27)と日曜日に見てきました。
公開日は仕事納めで早めに終わりなので、東京駅に臨時オープンしたシンカリオンのポップアップショップに寄ってグッズを購入してから鑑賞です。
90分弱の上映時間内に主要キャラクターとシンカリオン全機を登場させつつオリジナルストーリーを完結させなければいけないので、スピーディな展開でした。その一方で、ハヤトやシンカリオンパイロット中心になりがちだったテレビ版と違って、速杉家のドラマに焦点が当たっていてブレなかったので、しっかりと筋が通ったお話になっていたと思います。
テレビでおなじみの昭和時代~バブル期の懐古要素もバッチリでしたが、平成時代に大ヒットしたあのアニメのパロディまで入って大爆笑でしたw
あと「好きなものは好きなままでいい」というハヤトの言葉は何よりオタクに刺さるので、大きなお友達も感動する映画になっています。
いろいろ好きな場面がありましたが、自分はエンディングが気に入りました。30代以上の新幹線ファン、鉄道ファンなら誰でも知っている場所が登場します。実は職場の近くだったので、用もないのにしょっちゅうその前を通っていました。来月の応援上映では、そこにいたあいつの名前を呼んでやりたいです。
東京駅シンカリオンショップ、ミクぬいだけ売り切れてた😅 pic.twitter.com/YYLWjfiGvJ
— 神速のコスモピアニストX (@NikHarnoncourt) 2019年12月27日
監督さんたちのイラスト#シンカリオン#シンカリオン東京駅ポップアップショップ pic.twitter.com/BtBQV6sXpk
— 神速のコスモピアニストX (@NikHarnoncourt) 2019年12月27日
冬コミケは夏ほど人出がないという話はどこへやら、多くの方にスペースにきていただきありがとうございました。
来年の4月29日に交響組曲宇宙戦艦ヤマト&交響曲宇宙戦艦ヤマトの演奏会が決まったタイミング(しかも宮川彬良氏が指揮、独奏ピアノに宮川知子さん、ヴァイオリンはNHK響コンマスの篠崎史紀さん)で交響曲ヤマトの解説本を出すという奇跡のめぐり合わせでした。
https://twitter.com/ChikoMiyagawa/status/1209056691418877958
交響曲ヤマト本を手にとってくださった方々も福岡の演奏会が気になって、行こうかどうしようか悩んでいる人が多かったです。自分は行こうと思います。実は本のあとがきで、交響曲ヤマトが今後も演奏され続けてほしいということを書いたのですが、ひとまず来年はその願いが叶いました。
いよいよ今週末に迫ったコミケ97の頒布物一覧をpixivとツイッターにアップしました。スペースは土曜日の南2ホール オ-20a「コスモピアニスト」です。
pixivのほうがちょっとだけ見本の量が多いです。新刊は2冊です。ここのところ、コンスタントにコミケで新刊2冊出しているのでわれながら偉いなと思ってます。
新刊1. Symphony of Healthy Wings:交響曲宇宙戦艦ヤマト 解説本 A5 p68
当サークルのハネケン(羽田健太郎氏の愛称)本の第二弾です。まるごと一冊すべて交響曲ヤマトの解説で、存分にこの名曲を語りました。この曲についてはブログではあまり語っていませんが、ハネケンの最高傑作といってよいと思います。
新刊2. 炎ノキセキ:プロメア サントラ解説本 A5 p48
今年めっちゃハマった映画です。ミュージカルみたいな音楽がとてもおもしろかったので解説してみました。タイトルは「Alborada del bombero(消防士の朝の歌)」にしようと思っていましたが、ラヴェルが助走をつけて殴ってきそうなのでやめましたw
おしながきには書いてませんが、ハネケン本第一弾やユーリ!!! on ICEの本も若干持っていく予定です。よろしくおねがいします。
#宇宙戦艦ヤマト コミックマーケット97おしながき - コスモピアニストのイラスト - pixiv
コミックマーケット97おしながき #宇宙戦艦ヤマト #プロメア #羽田健太郎 #澤野弘之 #宮川泰 #C97 #シンカリオン https://t.co/zH7WovgQ2j pic.twitter.com/XIoa2WhceD
— 神速のコスモピアニストX (@NikHarnoncourt) 2019年12月21日
ソナチネは小さいソナタですが、作曲家がソナタと名付けたらソナタですし、ソナチネと付けたらソナチネなのです。形式なんかどうでもいいんですよ!(投げやり)
じゃあソナタってどういう意味なのよ?という話になります。
本来は器楽曲という意味になります(対義語は歌曲)。とりわけ、舞曲を含まない複数楽章形式の器楽曲をソナタというようになりました。つまり娯楽目的でなく純音楽的な器楽曲にソナタという名称を与えたのです。この傾向はバロック時代のかなり早い時期に出来上がっていて、古典派、ロマン派の時代を経て現代まで続いています。いま我々が聞いているソナタがほとんど標題のない絶対音楽で、しかもたいがい難しく真面目な音楽になっているのはそういう事情があります。なので古典派のハイドン、モーツァルトベートーヴェンのソナタはまさにそういう音楽ですし、サロン用にノクターンやワルツなど比較的短くてエンタメ色の濃いピアノ曲を書いていたショパンも、シリアスな音楽としてピアノソナタやチェロソナタを書いています。標題音楽ばかり作っていたリストですら、ピアノソナタは極めて純音楽的なのでしたそしてソナチネは、庶民のピアノレッスンが一般的になりはじめた1700年代後半~1800年代初頭に特に数多く作られました。ピアノソナタの魅力をピアノの初心者でも楽しめるように、あるいはソナタが弾けるようになるための練習曲として作曲された「小さなソナタ」。それがソナチネなのです。
あと「ソナタには舞曲を含まない」と書きましたが、実際には古典派以降のソナタやソナチネにはロンドやメヌエットなど舞曲の楽章が含まれます。この原因のひとつとして、舞曲を主体に構成されたバロック時代の「組曲」が廃れてしまった一方でソナタの人気が出たので、こちらのほうの構成要素として舞曲が復活したのではないかと考えられます。もうひとつの要因としては、真面目な楽章ばかりでは飽きるし、ぶっちゃけ眠くなるので、舞曲のリズムを使った軽い内容でわかりやすく楽章をひとつ置くことで息抜きにしたり、眠気覚ましのスパイスにしたと考えられます。
交響曲でこういう試みを始めたのはもちろんハイドンです。ハイドンらしい配慮ですね。ハイドンからの影響のあるモーツァルトも舞曲楽章を含んだ構成を真似てエレガントなソナタをたくさん書きましたし、ベートーヴェンは舞曲より速いスケルツォを導入するのでした。
活動25周年ベストアルバムのツアーということで、メドレー含め全48曲ノンストップ145分という恐るべき分量。見ても見ても終わりません。
ジャケ写でもわかりますけど、痩せた?痩せたよね?
と思って見始めました。まあ実際は痩せたのではなくものすごく絞ったのですが。
全体的に回顧的コンセプトのライブで、テンポを含めアレンジやサウンドはオリジナルアルバムの音に寄せてありました。自分が彼の最高傑作だと思っているvintageもセットリストに入っていますが、オリジナルなのでテンポが速め。
まあそんなわけで相変わらずめちゃくちゃうまい歌とキレッキレのダンスを堪能したわけですが、途中で脱ぎました。しかも上半身全裸になりますが、ガチムチ系からゴリマッチョになっとるやんけ!このために絞ったのか~ナルシストめ~~と思いました。でもカッコいいので仕方ない。
Madonnaのエロティカをオマージュした(たぶん)higher and higherは物議を巻き起こしたエロエロパフォーマンスの再現で、まず女性ダンサーとキス、次に男性ダンサーともキス、脱いで両者と絡む、ラストは3人とも脱いで(自粛)。そして慌ててシャツを着ながら次の曲に入るのが良かったです(Tシャツをかぶったまま歌い出すお茶目演出付き)
キーボーディストがずっとMOTIF XF8のピアノを弾いていて、中域が厚めのアコースティックよりのサウンドなのが印象的でした。このピアノがサウンドを支配します。そこで気づいたのですが、エレキギターが中心でないサウンドだから好きなんだわ、と改めて実感したのでした。