ドラゴンクエストVIIの巻(4)

今日はゲームを進めていないので雑感を書いてみます。ここまでプレイして感じたのは、「FFXDQ8はものすごく切り詰めているけど、DQ7は何でもかんでも詰め込んじゃった」ということ。例えばFFXのワールドマップなし一本道はある意味で究極的な自由度束縛で、プレイヤーが迷う余地を与えず切迫感を持ってストーリー進行を楽しませることを狙っています。DQ8も次から次へと課題が降りかかり、その分「やらされてる感」もあるのですが流れとしては完全な一本道で迷わないのです。
DQ7では当たりのルートは一本道なのですが、次々と大陸が復活するので選択肢が増え続けます。そして広いワールドマップの現在と過去をくまなく行き来して石版を集めないと先へ進めません。この石版が見つからなくて苦労した人が多いと思います。こんなシステム作るなよと言いたい。ゲーム進行上の必須アイテムはなるべく自力で探さなくても入手できるようにすべきで、そうでなければ明確なヒントがゲーム中に存在しなくてはならないよ、ということです。過去に攻略したダンジョンを現在に訪れると石版が落ちてるとか、どこかの家の宝箱に何気なく入っているとか、そういうのはやめて欲しいなと。それ以前に石版の枚数(というか探索すべき地域)を半分以下に減らすべきです。
逆にストーリー的にはもっと石版探し前面に出して、それに付随するイヴェントの中で敵がわかってくるような作りの方が良かったのではないかなと思います。そうすれば、いろんなキャラから石版情報が得られるようにしても違和感がありませんし、敵も絡みやすいでしょう。まあ敵にも石版ハンターがいて、時間を旅しながら主人公チームにちょっかい出してくるとか、タイムボカンみたいなストーリーになりそうな予感もありますが。それはそれで面白いかも。