ピアノレッスンの巻

エオリアンハープつづき。右手は跳躍などを含めて全然問題なしですが、左手がイマイチ。以前からの指摘として、左手の2の指の支えが悪く弱音のタッチコントロールがままならないのです。早めのテンポかつフォルテでドドドンと弾くのは問題がないようで、先生も「ショパンの葬送ソナタなんかはビシッと決まっていたんだけど、どうもこういうのが弱いねえ。弱音になると手首が浮いてるからきちんと沈めて音色を作ることを意識しないとね。2倍のテンポで弾けるだろうけど、2倍になっても同じようにきちんと弾くにはどうすればいいか考えて練習しないとね」ということです。それと演奏表現上、変イ長調らしい暖かく広がる雰囲気やたっぷりとした歌い方など、もう少しハッピーな弾き方をしなさいという指摘が。コントロールを重視するあまり緊張感を煽るような雰囲気になってるのはこの曲にふさわしくないのです(汗)。いずれにしても単音アルペジョのエオリアンハープをこれ以上練習してもあんまり効果はないだろうということで次回までに仕上げて次へ行くことにしました。
それで、次の曲ですが。月光ソナタはどうもあまり苦労しないで弾けてしまうっぽいし、デモーニッシュな曲を劇的に表現するのはもう得意中の得意だし(笑)ということで、ベートーヴェンソナタ12番(葬送)に決まりです。これも変イ長調で、変奏曲あり葬送行進曲あり、自分にとっては技術的にも音楽的にも月光より難しい曲なのでがんばってみます。