ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序の巻(その2)

連れと一緒に豊洲シネコンまで見に行きました。私はこれで3回目なので、もう新しい発見とかそういうのはほとんどないのですが、連れはけっこうショックだったみたいです。いわく

  • 予想よりずっとおもしろかった。
  • 戦闘シーンがすごい。エヴァや使徒もすごいけど、通常兵器(戦車とか)たくさん出しすぎ。
  • CGの使い方がうまく、アニメ絵との融合に違和感がない。
  • っていうか次はいったいどうなるの。
  • あなただけ3回もみてズルい(笑)。

こんなところで。1回目と2回目は池袋のシネマサンシャインで見たのですが、ここは設備も従業員も客層もあまり良くなかったので*1、今日は豊洲まで出かけて正解でした。とにかく設備が段違いで、同じ料金を払うならシネコン系で見たほうがいいということを改めて痛感しました。
あとアニメにおける3DCGの使い方に関しては、この作品のように「3DCGオブジェクトに対し、トレス線のような輪郭を描いてしまう」のが、手っ取り早くセルと違和感なく融和する有効手段だと思いました*2イノセンスのように「CGはCG、手描きは手描き」って割り切ってしまうと、強烈な違和感を覚える画面になってしまいます。3回目ということもあってじっくり見れたのですが、手描き動画の質も高く、中割りで絵が崩れるようなシーンがほとんど見当たらないのはすごいと思いました。貞本キャラって中割りしやすいのかしら?そのむかし、イデオン発動編とか、さらにむかしのさらばヤマトあたりでひどい動画崩れ(湖川氏の原画はすごいのだけど、崩れた動画が入ることによりグニャグニャ動いたりする)を何度も見てきたので、安定した作画というだけで評価してしまう私でした。う〜ん、アニヲタ全開。

*1:池袋のサンシャイン通りのエンターテイナメント施設の客層はどこも良くないのが普通。

*2:いわゆる「背景動画」的な使い方になります。