2012年のアニメ総括の巻

といっても、真面目に追っかけたのはヤマト2199とヱヴァだけなので、その2つを中心に。

  • 音楽編
    • ヤマト2199で「この曲なつかしいな」と思ったら実は新曲だったという現象が1曲や2曲で済まないというおそろしさ。これは宮川彬良さんが父親リスペクトを発揮して、ヤマトのモチーフ(ソソド〜)を多用した結果に他ならないです。あと、原曲完コピと思わせてちょっとだけ変えるとか、小ワザがあちこちに潜んでいます。
    • ヱヴァQのBGMがゴージャスすぎて笑った。
  • 演出編
    • ヱヴァQで、多くの人「これは夢だろ、夢オチくるだろ」と祈ったけど、夢じゃなかった件。
    • ヱヴァQが、シンジ君&観客にとって容赦がなかった件w
    • ヱヴァQが賛否両論まっぷたつで、ようやく本来の狂気を取り戻した件。3作目でニワカを切り捨てにかかる、というのはよい判断だと思いました。
      似たような例として、1980年代初頭に社会現象を起こしたあげく、3作目にこんなアルバムを出したグループもいました。当時は駄作呼ばわりされてましたが、いまや最高傑作としての評価がゆるぎないという。
    • ヤマト発進⇒巨大ミサイル撃破⇒「溶けて蒸発してしまったのでは…」これは実はオリジナルでは言ってなかった(ブルーレイBOXで確認)。にもかかわらず、オリジナルで言っていたようにデジャヴ。この台詞はそもそもマンガ版の第一作で初登場して、その後トップをねらえ!(第4話)をはじめ様々なアニメや映画で引用されまくった結果、ヤマトTV版第一作がオリジナルのように刷り込まれてしまった、という現象です。おそろしい。似たような例が「こんなこともあろうかと
    • アニメ「バクマン」は、いろいろラクだろうなあと思いました。原作完結済み、NHK、半期ごとにお休みあり、と破格の待遇ですよもう。エピソードを26回に割り振ったら、もうやること残ってないよね(笑)。
  • ワンダバ編
    • 今年は記念すべきワンダバ・リバイバル年で、ヤマト2199とヱヴァQが恥知らずにもワンダバしました。そのどちらにも参加している出渕&庵野氏(笑)。