ヱヴァQピアノ曲を採譜中の巻

Qui veut faire l’ange fait la bete (piano solo) =3EM17= より

このパッセージのリズム割りが確定したので勝利。勝ち負けの問題ではないんですが、とにかくリズム割りが決まらないと楽譜が書けません。
ほかの曲でも5連符や、3連−16分−6連のように音が増えていくパッセージがありますが、こいつは左手でリズムを刻まないから、とりわけ拍子が取りにくい!これがヱヴァQ採譜の最大の難関でした〜。
ヱヴァ破のときは採譜するつもりで、結局、耳コピでガチャガチャ弾くだけだったので、今回は少し反省して、真面目に採譜して、きちんと原曲どおりに弾こうと思っています。

この曲は、映画とサントラでは終わり方が違います。サントラはFメジャー系で終わります。つまり下属音で終わるので、不完全終止。映画では(だいぶ短縮されているんですが)、最後に低いC(ド)が鳴って、ハ長調で終止します。この低いCをカワイのデジタルピアノCA95で弾くと、柔らかい音色で長く響いて、すごく気持ちいいです。デジタルピアノなのに、フルコンのような響き。こういう低音が欲しかった。いい買い物をしました(笑)。
でも、映画でハ長調で終止させたことには、意味があるんです。つまり「カヲシンの幸せなイチャイチャはここで終わり」という合図。すぐ次のシーンでトウジのシャツが出てきて、それでシンジ君の元気が少なくなってしまいます。・・・たった1つのドの音でここまで考察できてしまうとは、おそろしい。
もちろんサントラは終止していない=イチャイチャが続いているということで、各自存分に腐り切った妄想を繰り広げてください┌(┌ ^o^)┐

それからヱヴァQはどうやら8回鑑賞したらしいです。絵ハガキが4枚あって、配布前に4回見ているので、合計8回。マリのハガキがもらえなかった。くそう。

なお、楽譜は「Muse Score」というフリーソフトで書いてます。すごくきれいでオススメ。フリーでまともに使える楽譜作成ツールはこれしかないかも?記譜したものをその場で再生できるので、よくやってしまいがちな臨時記号のミスなどもチェックできます。
音程は基本的には音感で取ってます。面倒な場合や自信が持てないときは、Wavetoneを併用していますが、Muse Score上で再生できるので、間違った記譜をしたらすぐ発見できます。