- 採譜
- アニメブルーレイ鑑賞
- イデオンTV版:14〜28話(見すぎ)
- 超おもしろい。未見の人に、ぜひ見てもらいたい作品です。映画版の接触篇&発動篇だけでは、イデオンの魅力の欠片しかわからないです。
- キック、パンチ、たまに謎のマイクロブラックホール。相変わらずこれがイデオンの武器。イデオンガン(ヤマトでいうところの波動砲)の登場まで見た。次回はイデオンソードが出るっぽい。いよいよ佳境。
- ソロシップ内のギスギスした人間関係が、戦いの中で徐々に団結していく様子がいい。というか、ずっと逃げ回って、どこにも受け入れてもらえないのに、延々と戦闘が続いているから、いがみ合ってる場合じゃないかんじ。
- デクっていう、10歳くらいの子がイデオンに乗って戦っていくのがつらい。最終的にこの子がすごく役に立つんだけど。声優は当時中学生の松田たつやで、途中で声変わりする。これがもうリアルすぎて。
- 実は、バッフクランの地球こそが、いま自分たちが住んでいる地球の未来の姿、という裏設定がある。ソロシップが特攻をかけるときに「カミカゼというものを昔の記録で見たことがある」とバッフクランの将官が言うところで、それがわかる。ただし、イデオンの場合は時代や場所の設定はストーリーに関係なく、基本的には無視される。つまり、地上で生きている知的生命体ならば、自分の住む惑星を「地球」と呼ぶはずだから、バッフクランの人たちもコスモたちも母星のことを地球と呼ぶ、という考え方。
- 20話すぎあたりから、ドバ総司令やオーメ財団、ズオウ大帝といった、バッフクラン最上層部の人たちの名前が出始めて、25話すぎからドバさんとギンドロさんが実際に登場する(ギンドロの声が映画と違う)。このあたりは、ファーストガンダムのザビ家の人たちの描写を彷彿させる。
- ダラム・ズバの描写がいまひとつ。ハルルが執着する理由が、よくわからない。ギジェの描き方はいいけれど。
- シェリルさんは一貫してソロシップを降りたい&精神的に弱めなキャラに描かれていて、のちの精神崩壊を予感させます。
- バッフクランのことはかなり描かれていて、いろいろわかるのだけれど、地球側がどうなってるのかよくわからないまま、ソロシップは地球を離脱してしまう。つまり、イデが関係しない地球側を描写する必要なし、という富野監督の判断。これがすごい。
- ヱヴァ新劇場版で、シンジと関係ないことは一切描写しない庵野さんは、このあたりから学んだとしか思えない。シンジのいない14年間なんて、描写する必要ないんですよ。このことを理解できない人が、ヱヴァQに対して文句を言ってるように思います。
- イデオンTV版:14〜28話(見すぎ)