きのう〜きょうの作業状況の巻

  • 採譜
    • ヱヴァQでカヲル君がドヤ顔でシンジ君をネルフに迎え入れるときに弾いていた「Quatre mains」のピアノソロバージョン。

      きれいな楽譜ですね。MuseScoreさまさまです。
      最近採譜しているものには、演奏指示を書き加えまくってます。ちなみにここで書かれた「quasi triplet」というのは「三連符のように」という意味。
    • エヴァQでカヲル君が「おいでよ碇シンジ君。話そうよ」とシンジ君をナンパしたときに弾いた即興っぽいピアノソロ。たった8小節でも、即興の採譜はしんどい。
    • 「Quatre mains」ショートバージョン。以前、予告編バージョンを採譜ずみなので、楽勝。
  • アニメブルーレイ鑑賞
    • イデオンTV版:14〜28話(見すぎ)
      • 超おもしろい。未見の人に、ぜひ見てもらいたい作品です。映画版の接触篇&発動篇だけでは、イデオンの魅力の欠片しかわからないです。
      • キック、パンチ、たまに謎のマイクロブラックホール。相変わらずこれがイデオンの武器。イデオンガン(ヤマトでいうところの波動砲)の登場まで見た。次回はイデオンソードが出るっぽい。いよいよ佳境。
      • ソロシップ内のギスギスした人間関係が、戦いの中で徐々に団結していく様子がいい。というか、ずっと逃げ回って、どこにも受け入れてもらえないのに、延々と戦闘が続いているから、いがみ合ってる場合じゃないかんじ。
      • デクっていう、10歳くらいの子がイデオンに乗って戦っていくのがつらい。最終的にこの子がすごく役に立つんだけど。声優は当時中学生の松田たつやで、途中で声変わりする。これがもうリアルすぎて。
      • 実は、バッフクランの地球こそが、いま自分たちが住んでいる地球の未来の姿、という裏設定がある。ソロシップが特攻をかけるときに「カミカゼというものを昔の記録で見たことがある」とバッフクランの将官が言うところで、それがわかる。ただし、イデオンの場合は時代や場所の設定はストーリーに関係なく、基本的には無視される。つまり、地上で生きている知的生命体ならば、自分の住む惑星を「地球」と呼ぶはずだから、バッフクランの人たちもコスモたちも母星のことを地球と呼ぶ、という考え方。
      • 20話すぎあたりから、ドバ総司令やオーメ財団、ズオウ大帝といった、バッフクラン最上層部の人たちの名前が出始めて、25話すぎからドバさんとギンドロさんが実際に登場する(ギンドロの声が映画と違う)。このあたりは、ファーストガンダムのザビ家の人たちの描写を彷彿させる。
      • ダラム・ズバの描写がいまひとつ。ハルルが執着する理由が、よくわからない。ギジェの描き方はいいけれど。
      • シェリルさんは一貫してソロシップを降りたい&精神的に弱めなキャラに描かれていて、のちの精神崩壊を予感させます。
      • バッフクランのことはかなり描かれていて、いろいろわかるのだけれど、地球側がどうなってるのかよくわからないまま、ソロシップは地球を離脱してしまう。つまり、イデが関係しない地球側を描写する必要なし、という富野監督の判断。これがすごい。
      • ヱヴァ新劇場版で、シンジと関係ないことは一切描写しない庵野さんは、このあたりから学んだとしか思えない。シンジのいない14年間なんて、描写する必要ないんですよ。このことを理解できない人が、ヱヴァQに対して文句を言ってるように思います。