「デスラー襲撃」や「碧水晶」の件

デスラー襲撃は、実はあまり好きな曲ではなく、いままで熱心に聴いていなかったんです。だから音楽集とサントラの違いとか、知らなかった(汗)。
でも今回、自分でアレンジして弾いたやつは、かなりお気に入りです。無限ループ状態で聴きながら、動画を編集していました。この1週間くらいは、いままでで最も「デスラー襲撃」を聴いた日々だと思いますw

あと、碧水晶の採譜が終わりそうです。弦楽器を入れた楽譜ができあがってきました。最初は全然分離して聞き取れなかったんですが、繰り返し聞いていると、鳴っている楽器がわかるようになります。

赤い部分の和声と、青いチェロのフレーズがお気に入りです。MIDIで鳴らすと、かなり泣けます。
あと、ビオラにハ音記号を使うと、玄人っぽいと思ったのでチャレンジしました。書いたのはいいものの、不慣れなので譜読みができませんww

碧水晶の前半の、ピアノソロの終止部分が、「虚空の邂逅」よりもかなり短縮されていて、不思議だったんですが、弦パートの楽譜を作っていて理由がわかりました。
繰り返しで弦が入った時に、青いチェロのフレーズが追加になって、終止部分が伸びてるんです。そのため、前半は短くしておいて、対比効果を狙ったんだと思います。ピアノソロの終わりからアタッカで(休止を挟まないで)2コーラス目に入るのは、より切迫さを感じさせる効果もあって、とてもよいと思います。
実際に使用された場面では、2コーラス目に入るタイミングに合わせて、スターシャが「あなたがたが波動砲と呼ぶ兵器、あれを最初に作ったのは、わたしたちなのです」と言い、イスカンダルの悔恨が描かれます。場面と音楽の転換が一致するので、とても効果的です。