インフルエンザその後と花粉症の巻

結局インフルエンザは解熱してから1週間しっかり咳と痰が残ってしまい、まだ本調子とはいえない状態でございます。
花粉症は今年はいまのところは症状が軽く、ちょっと目がかゆいくらいで特に何もケアしていない状況です。例年2月20日すぎからが本番で、今年は1月が暖かったこともあってそろそろ本番になってもいい頃だと思って油断しないようにします。

analog 米倉利紀の巻


米倉利紀「NOTHING LEFT」MV

去年のアルバムですが改めてさかのぼって聞いてみて非常によいと思ったのでレビューします。
このアルバムの前の3枚くらいはポジティブな内容が多く、プライベート的にもステディなパートナーができて充実している様子が伺えましたが、その人と別れて、いろいろダメージがあったものの、結局のところ米倉利紀は音楽を作ることでしか生きていけないない、という基本に戻ってきた様子が伺えます。

「NOTHING LEFT」*1から始まって「大切な日々」で終わるという構成で、その間にいろいろな曲で折々の想いを綴っています。中盤の「キーホルダー」「君は僕の大切」「ボクノキミ、キミノボク」「GOODBYE, MY LOVE」の4曲が圧巻で、ほとんど私小説のような歌詞はそれまでの恋に恋する乙女のファンタジー的なメンタリティとは完全に一線を画した、地に足についた力強い言葉で書かれています。

このアルバムで彼はいつも以上に弱くて脆い自分を認めているのですが、壊れた心を再生させる過程をしっかり見つめることで逆に今までになかったレベルでポジティブな力強さが表現されていて、そこがすごく感動的です。
6分半ものバラードの「GOODBYE, MY LOVE」がこのアルバムの頂点ということに異論はないと思いますが、構成力が図抜けていてソングライターとしても新たなステージに入ったことを伺わせます。

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*1:なんにもない、という意味

インフルエンザ終息&花粉症の巻

インフルエンザは結局まる一週間かかってなんとか解熱しましたが、鼻水&鼻詰まりはかえって悪化しました。そうです、本格的に花粉症が始まったからでした。

Strongなステロイド点鼻のナゾネックスを処方してもらってあるのですが、インフルエンザが完治したかわからない現段階で使うのは怖いのでしばらく様子見でいきます。

インフルエンザの巻

久しぶりに本格的にインフルエンザに罹ったので経過をメモ。

DAY -1(土曜日):花粉症の事前対策として近所のアレルギー科を受診。やたらと咳をする爺様がいて嫌だなあと思いつつ診療終了。

DAY 0:午後から喉の調子がおかしくなり、夜には発熱しだす。悪寒が止まらないのでアセトアミノフェン300mgを飲んで横になるも、寝苦しくてろくに眠れない。

DAY 1:朝の体温38.9度。9年前のことが頭をよぎり、重い身体をなんとか動かして病院へ。インフルエンザ検査で15分くらいお待ち下さい、と言われた直後に「あ、出ちゃいましたw」。A型インフル確定。異様に早く検査結果が出るのはウイルス量が多いから、ということ。タミフルカロナールアセトアミノフェン)を処方される。カロナールは1回600mgも飲めという指示で、市販薬の2倍量だけどそれだけ飲んだら確かに効く。タミフルの副作用は眠くなることくらい。

DAY 2:朝の体温38.6度。タミフルのおかげか喉や気管支の状態はかなり改善するもだるさは相変わらず。筋肉痛や神経痛が出始める。

DAY 3:朝の体温38.6度。全然解熱しないし、身体中痛いので動くのがしんどい。カロナール600mgでウソのように熱が下がって痛みも引いたけど、たぶん6時間くらいしか持続しない。食欲はあるものの、普通の食事は何を食べてもおいしくない。はっさくとか果物はそこそこ食べられる。

 

※9年前のインフル罹患日記は下記。
このときから体調が徐々に悪化して、4月に肺炎で入院してます(;´Д`)

harnoncourt.hatenablog.com

 

米倉利紀 pink ELEPHANT の巻

毎度のことですが、ボーカルをしっかり聞かせるアレンジ&ミックス&マスタリングがされていて、とても心地よく聞けました。ライブのバンマス呉服隆一さんと、久保田利伸のアレンジをやってきた柿崎洋一郎さんがアレンジで参加。呉服さんはアヴァンギャルド系が多く、柿崎さんが微妙に古めのサウンドを担当してバランスを保った感じです。 

全10曲、5+5の二部構成で5曲目とラストの10曲目がアコースティックな弦を用いたバラードになっています。コンセプチュアルなアルバムですね。
このうち5曲目の「光芒」がめちゃエロくていいです。9割くらいファルセットですけど、ライブでも完璧に歌ってくれるでしょう。

2曲目の see EYE to EYE はテクノっぽいアレンジで、テーマはおそらく空耳アワー(笑)。英語は日本語っぽく、日本語は英語っぽく歌うことで空耳だらけになっています。たとえば、see EYE to EYEは「私愛と愛」に聞こえます。おもしろい。

全体としては肩の力が抜けたアルバムで、数年前に顕著だった「弱い僕を愛して欲しい」的な、愛に飢えた自分をナルシスティックに嘆くどこか自慰行為的な曲は影を潜めたので、大人になったなあと思いました。(えらそう)

pink ELEPHANT

pink ELEPHANT

 

 

おっさんずラブ in the sky シノさんのピアノ曲を弾いてみたの巻


おっさんずラブ in the sky シノさんのピアノ曲を弾いてみた:楽譜付き

 

正月休み中にUPしようとしてできず、1週間遅れになりました。
この曲は1回だけBメロ(?)も流れていたので本当はもっと長いと思いますが、よくわからないのでこういう形でまとめました。サントラ盤にはフルで収録されるでしょうから、そのうちフルで弾くかもしれない(弾かないかもしれない)。

マスタリングツールの iZotope Ozone の新バージョンが入ったMSPというアプリが安かったので購入して、Ozone 9 でマスタリングしています。アコピ用のプリセットが進化していて、MONTAGEのCFXがさらによいサウンドになりました。

キーボードを演奏している場面はドラマにあわせて少しだけピンク系のグレーディングをしています。こういうことができるのが DaVinci Resolve のいいところ。

劇場版シンカリオン 応援上映の巻

テレビシリーズおさらい上映会に続いて、劇場版の応援上映にも行ってきました! 

入場時に公式サイリウムガチャ(全部5~6色あって、一人あたり2本をランダムに渡される)があって笑いましたw

本編上映前には、おさらい上映会のときの上映前にも流れた「JS YouTuberによる応援上映チュートリアルビデオ」(笑)をまた見れましたw

ミクのライブシーン(かなり長い)があるということでミクファンの参戦も多く、ものすごく盛り上がりました。ハッシュタグ #シンカリオン応援 のツイートを見ていただくと雰囲気がよくわかると思います。

劇場版シンカリオンは「好きなものは好きなままでいい」というメッセージをしっかり打ち出しているので、好きなものに対して後ろめたい気持ちを抱きがちなオタクにも響く内容になっています。
ただ80分弱ということで、ツメツメの内容になっている上にTVシリーズを見ていることが前提の作りなので初見だと大変かもしれません。そんなわけで、公式が予習用の動画を作ってくれているのでこちらをご覧の上、劇場へ出発進行してください。


劇場版『シンカリオン』公開記念!これを見ればあなたもご乗車できます総集編

 

harnoncourt.hatenablog.com