Prophet-5 Rev.4のベロシティとアフタータッチの巻

Prophet-5 Rev.4はフィルターとアンプEGがノートオンベロシティに対応しています。また、フィルターとLFOがアフタータッチに対応しています。これらのベロシティのセンシティビティ(感度)はグローバルパラメータで変更可能になっています。

また、マニュアルには書かれていないのですが、フィルターのベロシティ感度は実質的にはフィルターエンベロープで調整できます。ここで感度を調節すると指先のタッチという肉体的な感覚と音色変化の度合いが気持ちよく一致しやすいです。

本体の鍵盤もFATAR製でなかなか良いのですが、ピアノタッチ鍵盤(MONTAGE 8)で弾いても良い反応が得られますので、これからじっくり弾いていきたいと思います。

 

なおSEQUENTIAL社のサポートページでProphetを始めとした同社製品のマニュアルがダウンロードできます。

www.sequential.com

今年のブラックフライデーの買い物の巻

DTM関係で購入したものです。以前から計画していたものと、計画外で飛び込んできたものがありました。

1. Orchestral Tools製品
6割引きだったBerlin WoodwindsとBerlin Brassを購入。木管(Woodwinds)は計画購入で、金管(Brass)は木管と同等の作りになっていたので同じように使えるだろうと判断して購入しました。
このメーカーはストリングス音源のBerlin Stringsで知りました。デモがすごくよかったので一時期は購入を検討したこともありますが、実際に購入した人でレビューしている人たちのほぼ全員から非常に評判悪かったので、ストリングスは見送りです。

2. LA Scoring Strings 3
ストリングス音源の雄、LASSの新バージョンです。これはブラックフライデー直前に発売のアナウンスがきたので計画外です。自分はLASS 2.5 (full) のユーザーなので129ドルで買えました。新規購入価格もLASS 2.5と比べるとかなり安くなりましたので、おすすめストリングス音源の筆頭になったと思います。

3. Waldorf LARGO
これも計画外です。8割引の29.99ドルだったので購入しました。blofeldのプラグイン音源版という話ですが、同時発音数が多くエフェクトが充実しているのでIridiumに近いように感じました。以前からIridiumがいいなあと思いつつ25万くらいするため手を出しかねていたので、その75分の1くらいの価格で入手できてラッキーです。いかにもデジタルシンセという雰囲気の、耳がヒリつくような刺激的なサウンドが特徴です。好き嫌いが分かれる音色ですし使いどころも難しそうなので、Waldorf好きの人以外にはあまり人気がないようです。

4. 8dio Majestia
240人編成の巨大オーケストラ音源です。以前のセールでこのメーカーの巨大コーラス音源を購入していたので、それに見合ったオーケストラが必要ということで購入しました。8dioは質実剛健サウンドを目指しているメーカーだと思っていて、他にも地味に興味のある音源が多いです。しかしセールが多く頻繁に半額以下になる印象があり、慌てなくてもいいと思って今回はこれだけにしました。

退職の巻

ブログ記事を読み返していて退職の件を書いていなかったので改めて書きます。

昨年の12月末でそれまで勤務していた会社を退職しました。いまは失業者扱いです。身障者なので、360日間の失業手当が支給されている最中です。

ちなみに失業中に仕事をしても、収入が満額の失業手当より少なかったら差額分が支給されます。たとえばYouTubeの動画投稿で収益を得ると仕事をしたという扱いになります。
また、少し前に官公庁でのIT関連アドバイザーというアルバイトを紹介されたのですが、雇用期間が短くて「就職」の扱いにならないとのことで、失業手当は継続されるという話でした。失業手当の運用って本当に謎ですね。コロナまっさかりな時期だったこともあり、結局そのアルバイトは受けませんでした。

退職してわかったのは、本当に体力が衰えていたということです。昨年は在宅勤務が多かったのでなんとか仕事ができていましたが、それでも夏頃にはもうかなり限界でした。さらに本来は9月末に退職する予定だったのを引き継ぎの関係で12月末に伸ばさざるを得なくなりました。それで全ての予定が後ろ倒しになってしまい、結果として今年前半のコロナ渦ではひたすら引きこもるしかない状況になったり、プライベートでも悲しい出来事に遭ったりしました。痛恨の極みです。

でも過ぎたことを後悔しても仕方ないですし、失業手当だけでなく退職金も入って金銭的に困窮しないで済んでいるだけでも恵まれている立場にあるという自覚を持っていきたいと思います。

なお退職とかマンション売却といった行動は終活の一環でもあります。

まだ50代半ばなので少し早い気もしますが、身体と頭が動けるうちに大きなものは片付けておきたいと思って、ジタバタしております。来週にはマンション売却の契約をするので、そこがひとつの区切りになります。

MacとWindowsで同じキーボードを使って同じ操作で文字入力できるようにする方法の巻

macOSWindowsの両方に対応したキーボードが各社から出ています。双方のOSでの文字入力操作を完璧に同一にするため、いくつかキーボードを試して現時点でこれがベストだろうというものが見つかったのでご報告いたします。

www.elecom.co.jp

ELECOMのTK-FBP100という製品です。実売3300円くらいです。

自分はすっかりWindowsに慣れてしまい、半角⇔全角切り替え操作をEscキーの下にある半/全キーで行うので、このキーがあるのが絶対条件になります。

それに加えて、

・Ctrlキーは左下の隅にあること
・Functionキー、command(mac)/start(win)キー、option(mac)/alt(win)キーはこの並びで独立していること。
・Enterキーが縦方向に2行分であること
・アルファベットキーのピッチがなるべく等間隔なこと

といった条件がありました。

これクリアできたのが本製品でした。

一時期、見た目がカッコいいAnkerのウルトラスリムキーボード(2000円くらい。安い)を使っていたんですが、Bluetoothが短時間でスリープモードに入ってしまうようで、頻繁に再接続が発生してそれがストレスになって結局捨てる羽目になったので(もったいない)、慎重に機種を選択しました。

なお、macOSで半/全キーを有効化するには、キーの再割り当てが必要です。これはKarabiner-Elementsというユーティリティソフトを使えば簡単にできます。

karabiner-elements.pqrs.org

やり方はこのへんのページを参考に。

colo-ri.jp

さらに、WindowsでもiMacでもGoogle IMEで日本語変換をするようにしています。これで細かな操作まで含めてかなり高いレベルで2つのOSにおける文字入力操作を統一することができました。

Prophet-5のRELEASE/HOLDボタンでハマったの巻

Prophet-5のパネルの右下にあるこのボタンです。

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拡大するとこんなかんじ。

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このボタンはマニュアルでは「RELEASEボタン」と書かれていて、ONのとき(ランプが点いているとき)はフィルターEGとアンプEGのRELEASEが有効になります。オフのときは、RELEASE=ゼロとして扱われます。

つまり、ランプが消えているとリリースがブツ切れになってしまいます。このことを知らずにちょっとした拍子にRELAEASEボタンをオフにしてしまい、リリースが伸びなくなってしまったので焦りました。以後気をつけます。

 

備忘録:DTM関係の課題の巻

  • EastWest 
    • Opusのベンドレンジ設定方法を調べる
    • Playの場合はCurrent Instrument > Advanced Propertiesの中にPitch Bend Intencityがあって、1オクターブ=100%になっている。デフォルトは2%
  • VSL
    • VSL音源の使いこなしを頑張る
    • VEPのテンプレ作成
  • MOTU DP
  • 打ち込みテクニック
    • ソロ弦楽器を頑張る
    • 弦楽器の同音連打をなんとかする(Repetition re-Trigger)
  • アナログ機器
  • プラグイン関係
    • コーラスやフランジャーなどモジュレーション関係を整理して使えるものをリストアップする
    • NI KONPLETEのエフェクトプラグインを全く使ってないので整理して使えるものをリストアップする

気がついたら随時追加。

マンション売却の巻

2年前くらいから自宅マンションの売却を考えていて、コロナ渦で売れなくなってしまうかな?と思っていたものの、実際はそんなことはなく、都内の新築・中古マンション価格は上昇基調を続けていました。そこで自分のマンションを17年前の購入時より高い金額で売りに出したところ、わりとすぐに買い手が見つかったので、少し値引きして購入時と同等価格での売却となりました。

不動産で100%満足できる物件というのはまずありません。自分がマンションを購入するときに重視したのは、風通しと標高(というか高低差。高台であっても周囲から少しでも低いと浸水する)と断熱性(角部屋はやめておく)でした。結果、17年弱でどんな大雨でも一度も浸水せず、結露もせず、長雨で衣類を部屋干ししてもかび臭くならず、冬は乾燥しまくって肌がカサカサになり、足が悪くなってからはタクシー帰宅が増えました。まあ、そんなものなのです。

17年前は体力があったので引っ越しもわりと簡単にできましたが、いまは本当に体力が衰えてしまったので引越しの準備だけで9月下旬から2週間かけるとか、無理のないスケジュールを意識しました。

この先の予定は12月頭あたりで手付金が支払われて、1月末に引き渡しということになりそうです。引き渡しまでは東京都民です!