ピアノ発表会の巻

今のピアノ教室で5回目の発表会です。いろんな意味で楽しい発表会でした。演奏順は今回も最後でした(笑)。5回のうち3回でラストを任されているのですが、いつも自分の出番の前に30人くらいの演奏を聞きながら待つのが大変なんです。ブラームスのラプソディは跳躍や手の交差が多く、身体が温まっていないとうまく弾けないので、出番の30分前くらいからリハーサル室で4〜5回通し練習をしてから本番に臨みました。本番は多少のミスはあったものの、焦らずに弾きたいように弾けたので合格点ではないかと思います。演奏が終わった後で、他のレスナーの方々がほめてくださったのがすごく嬉しかったです。いままでの発表会ではそんなことはなく、限りなく自己満足だったので喜びもひとしおです(笑)。鳴りのよいピアノでしたので、ブラームスのラプソディに合っていたようです。
ちなみに今まで発表会で弾いた曲は以下のとおりです。カッコ内は「10段階評価における難易度/その時点での自分の技量」です。

以前に作成したのピアノ・ソナタ難易度表にも書きましたが、自分の技量より難しい曲を弾くのはかなり大変です。その逆に、自分の技量よりやさしい曲を選ぶと、余裕を持って弾くことができます。「ブラームスのラプソディはそんなに難易度が高くない」とか書いていたときは難易度=7くらいに見ていたのですが、演奏解釈を見直して3割くらいテンポを速くしたらだいぶ難しくなってしまったので、難易度=8としました。左手に速いオクターブ跳躍が求められることと、左右の手が離れるポジションにおける連続する大きな和音が困難です。来年は自分の技量をレベル9に上げられるようにがんばりたいです。いちおう自分の中でレベル9判定している曲は、ベートーヴェンの熱情ソナタショパンエチュードOp.10-8とか、そんな感じです(汗)。このような難易度の見極めはけっこう重要だと思ってます。自分の技量より難しい曲は普通に練習するだけでも技能向上につながりますが、簡単な場合は完成度高く仕上げないと向上につながりません。難易度を見極めて、どのレベルまで仕上げるかの目標設定が重要になります。理想的にはすべての曲を完璧に仕上げるべきですが、社会人がそこまでやるのは現実的に難しいと感じてます。