月光ソナタ練習中の巻

今日から月光ソナタに比重を移し、悲愴を全楽章弾いた後に月光全楽章2回とかやってるんですけど、さすがにしんどいですね〜。悲愴は一昨日よりだいぶ進歩して、脳の処理速度も上がってきたのでいい感じです。最後の仕上げって雰囲気です。
月光は第二楽章でまだ脳の処理速度がついていかず(左右の手で違うアーティキュレーションとか勘弁して)、第三楽章はまだまだ弾き込み不足。ただ、第三楽章はテンポ不変で一直線に突き進むだけなので、第二楽章のように頭を使う必要がなく、その点では意外とラクかなと思ってます。テクニック上の問題点は、まずオクターブのトリルですね。グランドピアノで弾けば絶対にクリアに入るという確信があるんですが、電子ピアノだと鳴りきらないのでムキー!というかんじ(笑)。あと9度は完璧に届くのでいいんですが、11度をアルペジョで弾く時にいいタイミングで鳴らないのがこれまたムキー。それと、展開部で右手でアルベルティ・バスを弾くのがどうにも苦手。もうここ何年もツェルニー弾いてないから、こういうときに苦労します(笑)。
最近のテクニック上の進歩として、打鍵後に鍵盤が上がってくるタイミングを意識して次の音を弾けるようになってきました。速いところは鍵盤が上がりきるギリギリで次の打鍵に入るとか、トリルは上がりきる前に打ち始めるとか、ちょっと高度なことができるようになりました。指の動きの速度は以前と変わらないというか、むしろ遅くても間に合うので、脳の指令さえ適切に出れば余裕をもって弾くことができます。まあ、曲の難易度を落としているのが影響大ですね。もうちょっと難しい曲になると、そうそう余裕はできないと思います。
月光は、全楽章をある程度弾ける状態にしてからレッスンに持っていこうと思ってます。いまのところ、5月第二週から月光に入る予定。いまはおぼつかなくても2週間あれば相当イケるようになるでしょう。