まだまだ続く月光ソナタの仕上げの巻

終楽章は練習するとまだ上達していくので(主に演奏表現的な面で)、しつこく粘ってます。ずっと問題だった精度の低さですが、理由が判明。要は、指の形がよくない。

人差し指の関節がへこんでます。これでは打鍵力が伝わらず、ふぬけの音になってしまいますから、音量も音質も揃いません。

こちらが正しい指の形。*1
この件に関してはたぶん子供のころからの問題点なのですが、例の浜野先生に習うまで誰も指摘してくれなかったので、未だに矯正できていないです。人差し指だけ鍵盤を突くように打鍵する癖があるらしく、こんな指の形になってしまうみたいです。鍵盤を手前に引き出すようなニュアンスで、いつでもアーチ型を保ったまま打鍵できるようにジワジワと矯正中です。このあたりを十分に意識して月光の終楽章を弾くと、非常に精度が高く、滑らかにパッセージが走ってわれながらすごい演奏になっていくので、もう少し頑張ります。

*1:しかしこうして写真で改めて見ると手が大きい。楽々とオクターブつかんでますね。