今年も手足が動かなくなったの巻

体調メモです。
先月〜今月にかけて、四肢に力が入らなかったり、思うように動かなくなっていったので、いろいろ検査したのですが、原因がわからず、先週あたりから自然回復してきました。「大決戦」を弾いたときは、もうすでにやばい状態で、いつもより鍵盤のタッチを1段階軽めにセットして対応していました。
去年もこんなことがあったと思って、このブログを読み返したところ、やはり同じことが書いてありました。去年より症状が重く、トータルで5〜6日仕事を休んでしまいました。今年は腕〜指の症状がひどくて、現在まともにピアノが弾けない状態です。こつこつとリハビリするしかないと思ってます。

四肢が動かないといっても、具体的には筋力低下と易疲労性です。筋力低下については、脳と椎間板の病気が疑われたので、両方のMRIを撮ったりしました。脳はMRAという検査で、血管まで撮ってもらいました。この検査は造影剤を用いずに、比較的大きな脳血管を3D的に見ることができます。とりあえず動脈瘤がなくてよかったです。椎間板もヘルニアなどはなく、きれいなものでした。
今回は画像をもらったので、ここに掲載してもいいんですけど、グロいのでやめておきますね。大脳がスッカスカで80代並なのと、ピンポン玉くらいの大きさの白質脳症が見ものです。4年前にこの脳症が発見されたときは、入院を勧められましたが、この1年で急速に治っていることが判明しました。そのまま進行すると余命1年以内くらいのヤバイ状態だったらしいのですが、ずっと自覚症状なしでした。

しかし、MRI/MRAだけで1万円以上の出費になったのは痛かったです。磁気共鳴画像診断は磁場の強さで保険点数が変わり、強磁場の装置を使った場合は点数が高い=費用が上がります。ここ数年で3テスラ超級の装置が相次いで導入されていて、多彩な検査をより短時間で行えるようになったんです。それにともなって、患者負担は上がっています。つまり、医療費は増大するということになります。