いまごろシン・ゴジラネタの巻

 シン・ゴジラの最初の感想ですが。

harnoncourt.hatenablog.com

こちらの記事で、戦隊モノだと矢口が赤ポジション赤坂が青ポジションて書いたんですけど、はいこの写真のネクタイに注目。

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ほんとうに赤と青だったよ!((((;゚Д゚))))

いまごろ写真見てビビったよ!この色のネクタイをチョイスしたのだれですか?すごすぎなんだけど!こんなところまで、こんなところまで作りこんであるってすごくないですか?
それと、この写真でもわかるけど、矢口さん微妙にスーツのサイズが合ってなくて、ちょっと肩がダブついてるんだよね。自分も初見時から気になっていたというか*1オーバーサイズのスーツ萌えるわ~とか思ってたんですが(変態)、これが矢口の子供っぽさのあらわれとかいう考察もあったりして、みなさん深読みがすごすぎ。
あと今思い出したけど、矢口さんの部屋に0系新幹線D51の模型飾ってなかった?矢口先生は鉄なの?鉄っちゃんなの??
うわああああもう早くBlu-ray見たいです。でもその前にジ・アート・オブ・シンゴジラが届くのね。順番が逆じゃねえかという気がします。

*1:私はスーツフェチです

ユーリ!!! on ICE のBGMをいろいろ演奏してUPしました(第5回)の巻


ユーリ!!! on ICE のBGMを弾いてみた5 - 楽譜付き Yuri !!! on ICE OST (piano cover sheet music)

ユーリ劇伴演奏動画も、とうとう5回めです。
実は前回で終わりにしようといていたんですけど、YouTubeのコメントでご要望をいただいたので急遽採譜して演奏しました。3曲では時間が短かったので何かもう1曲弾こう、ついでにコスプレもしたいな勇利のウインドブレーカーも買っちゃったことだしと思って、それで最初は「離れずにそばにいて」を弾こうしましたが、第1話の勇利のコスプレでこの曲弾いちゃうのはもったいないなと思ってやめました。その代わりにHistory Makerです(笑)

ユリオとオタベックの曲は5拍子で難しかったです。バッハの平均律のプレリュードっぽいので、前奏曲にしました。二人の友情も始まったばかりです。

12話ラストの曲は、槇原敬之さんのアルバムのタイトルを拝借しました。どこかで使おうと思っていて使えなかったので、良かったです。

HIstory Makerは正真正銘の一発録りなので細かいところは目をつぶってください(汗)
これを聞きたかった人がいるようで、さっそく感謝のメッセージをいただいてしまいました。

2ヶ月で動画5本とか、これほど短期間にたくさん演奏できるとは思っていなかったんですけど、半分くらいの曲が「Yuri on ICE」のバリエーション(変奏曲)だったので、採譜は比較的容易でした。やはり、何か核となる楽曲があって、そこから派生した劇伴を多く用いることで、音楽的な統一感が取れていたと思います。スケトラが多彩でバラエティに富んでいるだけに、こういった統一感の表出は、とても重要ではないかと感じました。

今度こそユーリ!!!の劇伴シリーズは終了だと思います。
あとはスケトラでいくつか弾きたい曲があるので、弾くと思います。「離れずにそばにいて」がずっと弾きたくて、ようやく頭の中でアレンジがまとまってきたので、頑張ります。

ユーリ!!! on ICE 終了の巻

最終滑走がおわって、また1話から見直したりしていたので感想が遅くなりました。

勇利の立場で見るとヴィクトルや周囲に振り回されているようにみえて、実は勇利が周囲を振り回していたという、メタ的なギミックを含んだ展開は、やるな!って思いました。また、なんだかんだで互いに振り回し、振り回されることで周囲のモチベーションを高める結果になって、最後非常に盛り上がったと思います。

自分はBL視点では見ていなかったので(王道スポ根だと思ってる)、10話の指輪にしても「ペアで持っていてかさばらないもの→指輪」という、非常に安直な思考回路の結果だと思いました。普通は男同士で何か同じものを持ちたい場合は、腕時計とかだと思うんですけど、勇利ってふつうの友達いなさそうですしね。
そんな勇利がピチット君とすごく仲良しがなのが非常に不思議だったわけですが、ひとえにピチット君の脅威のコミュ力ゆえのことだったのね(笑)

グランプリファイナルのFSで勇利が完璧な演技をして200点超は1話の時点から予想していましたが、優勝して引退エンドだと思っていたので、そこは驚きました。あとエキジビションの「離れずにそばにいて」はpixivでよく見た展開で(笑)いろんな人の作品を読んで感激していたんですけど、公式がガッツリやらかしてくれて感謝感謝です。

そしてもうひとりの主人公のユーリですが。なんというツンデレクソガキ。まあでも15歳だ、素直になれないお年頃です。オタベックと仲良くなったのがちょっと強引だったのでアレ?と思ったら、この人のモノローグが最終回のテーマっぽいものを含むという展開でしたね。ファイナルに出場した6人だけでなく、他のスケーターたちも前を向いていく、まさに俺たちの戦いはこれからだ!エンドです。熱いぜ!

ヴィクトルやユーリの家族関係などが描かれなかったのが少し惜しまれるところですが、まさに全力疾走の12話だったと思います。あと終わり方がとても良かったので、自分は2期がなくてもいいと思っています。とても満足できたアニメでした。

ユーリ!!! on ICE のBGMをいろいろ演奏してUPしました(第4回)の巻


ユーリ!!! on ICE のBGMをいろいろ弾いてみた4 - 楽譜付き Yuri !!! on ICE OST (piano cover with sheet music)

早いものでユーリの劇伴演奏動画も4作目です。
1曲めはニコ動やYouTubeでリクエストいただいていた5話ラストの曲で、半ば義務感で弾きました。指定テンポよりかなり遅いです(MM.140。自分が安定して16分音符を弾ける限界です)
2曲め以降は(問題の)10話の劇伴です。
2曲目 "Love life" はヴィクトルのセリフですが、矢野顕子さんが20年前にリリースしたアルバムのタイトルもひっかけています。
3曲目はヴァイオリンとピアノのアンサンブル曲でしたが、ピアノソロにアレンジしました。ドルチェなニュアンスを意識して演奏したら、ちょっとエロスな雰囲気になりました。半音進行が多く、上手に歌うように演奏できると、独特の色っぽさが表現されます。
4曲目は一番弾きたかった曲です。10話で一番好きなシーンの曲なのですが、劇中ではかなり短いので、後半に9小節ほど足しました。

楽器の設定(弱音でのやわらかい音色)や演奏表現に、「この世界の片隅に」劇伴のコトリンゴさんのピアノ演奏からかなり影響を受けてるんですが、第三者にはわからないかもしれませんねw

たっぷり7週ヤマトーク2199 〜road to 2202〜 第一週@新宿ピカデリーの巻

※この文章すごく長いです。最長記録かも。

司会:小林さん(いつもの)
出演:宮川彬良さん、吉江輝成さん(ランティス

吉江さんはヤマト2199サントラ第三弾から入ったそうですが、ここでCDの音が良くなったのは皆さん御存知の通りで、彬良さんも「吉井さんが来てから音が良くなった!」と言ってました。

※内容
宇宙戦艦ヤマト2199の音楽について
・星巡る方舟の音楽について
・音楽イベントについて
・2202劇伴の進捗状況報告

road to 2202 ということで、2199の総括がメインになるのですが、最初に小林さんがひとこと。「ヤマト2202」の読み方はニーニーゼロニーとのこと。マルニーではないそうです。

宇宙戦艦ヤマト2199の音楽を振り返り>
耳コピからスタート
・トータル160曲(全七章+星巡る方舟)
ガミラス専用曲が初登場(国歌)
・コンサートを2回やった

ということで、既出の話題も多かったので、その件は適当に省略します。(省略してもこの長さ)
なお、過去のヤマトーク関連記事も合わせてご参照ください。
harnoncourt.hatenablog.com
harnoncourt.hatenablog.com
harnoncourt.hatenablog.com

まず楽譜の件ですが、彬良さんは自筆譜を大事に取っているけれども、昔は楽譜という情報があまりにも無防備に扱われていたため、オリジナルのものは散逸してしまった、という話です。彬良さんによると、無防備に扱われた理由は、泰先生の仕事が立て込んでいた*1ことと、誰もあんなにヒットするなんて思ってなかったから、だそうです。

ですが、自分はそれだけが原因とは思いません。
原因は、プロデューサーの見識の甘さと、当時の業界の慣習にあると思います。西崎義展氏はもともと音楽プロデューサーでしたが、実質は興行屋ですし、制作過程のコンテンツを維持する、残すという意識が低かったと思います*2。そりゃそうですよ。原画・セル画を産廃として廃棄していた時代ですからね。
西崎氏は、ヤマト関係の楽譜が売れているのを目にして本家がこれをやらないのはまずいということを認識したようで、完結編の制作終了後に完結編の豪華本とあわせて公式楽譜集を出版しています。この楽譜集はオークション等でものすごい価格になっていますが、内容は大したことはなくて、当時ひどくガッカリしたものです。

話が脱線したので、ヤマトークに戻ります。特に但し書きがない限りは、すべて彬良さんの発言です。

  • 耳コピの件
    • ヤマト第一作には愛着があって、劇伴もほとんど覚えていたのだけど、いざ楽譜を起こし始めたら新しい発見があった。
    • 大部分はすぐ聞き取れるし、オーケストレーションも想像がつくけれど、よくわからなくて100回くらい聞き返す部分もあった。
      • な~んだ、僕と同じじゃないですか(笑)
    • 耳コピをしているうちに、楽曲の分析もできた。
      • この言い方はちょっとおかしくて、覚えるほど聴き込んだ曲って、その時点で分析できているはずなんです。なので、楽曲構成などの音楽的な要素の再確認をしつつ、新たな発見もあった、という意味に捉えたほうがいいと思います。なんでそんなことが想像できるかというと、僕がそうだからです!(今回は徹底して自分上げ)
  • 分析結果のまとめ
    • 同じメロディを転調して繰り返すだけで尺が2倍。
    • このとき、例として演奏した曲はあまり適切でなく、やはり「無限に広がる大宇宙」を例にすべきだと思います。あれは同じメロディを長一度上下するだけで無限に続けることができる、まさにタイトル通りの曲です。この件は「ヤマハでヤマトーク」でも話していました。
    • こういう技は作曲的には手抜きに見えるけれど、8小節のメロディからすぐ新しい展開に移ると劇伴として使いにくくなるため、音効さんは助かる。
    • 繰り返しが多いので、泰先生は二週間(実質10日間程度らしい)で第一作の劇伴を書き上げることができた。
  • そうはいっても作曲作業そのものが早い件
    • 泰先生と羽田さんは、とにかく書くのが早い。ハネケンの名前が出たところで拍手(笑)
    • 泰先生は飲み会でもタクシーの中でも書くのはもちろん、写譜屋同行で新幹線に乗って、車中で作曲して、名古屋までに完成させて写譜屋だけ名古屋から東京に戻らせたこともある。
  • 2199劇伴では第一作の耳コピ曲、アレンジ曲、新曲の3種類がある件
    • ブンチャカヤマトって彬良さんの作曲なのか?編曲なのか?という話。曲とはいえないけれど、アレンジ作品と言いたい。
      • そうなんです、作品なんですよね。
  • 編成や録音方法に関して
    • いまどき大編成の生オケが勢揃いして、せえので録音しているのは、おそらくヤマトだけ。
    • ここでパートごとに録るメリット・デメリットの話などが出ますが、自分的には既出ですし専門的なので省略w
    • 要は、パートごとに録ると演奏者のスケジューリングがラクということと、あとで編集(特にパートの差し替え)がしやすくてWin-Winなのです。ですが、彬良さんはそれで失われるもののほうが大きいという考え。
    • 何が失われるか?ということになって、彬良さん「愛・冒険・ロマンがないといけない!」と名言を言い放ち、一同大拍手!!
  • スコアリング(記譜)に関して
    • 彬良さんは手書きにこだわる。
    • いまはみんなコンピュータで書いてる ← すみませんすみません(;´Д`)
    • いろいろな資料で彬良さんの手書き譜が見れますが、とても綺麗なので写譜屋さんも助かっていると思います。

<星巡る方舟振り返り>
・フィルムスコアリング
・3つのテーマが1曲に。ヤマト・ガミラス・ガトランティス
・新作ボーカル曲 "Great Harmony" これも劇伴の一部。しかも最後を飾る曲。

  • フィルムスコアリングの件
    • 第七章までの劇伴も新たに録り直すことで、その時点の空気感が入った。
      • 録り直しだけでなく、アレンジも微妙に変わっています。ブンチャカヤマトが筆頭で、よりダイナミックなアレンジになっているし、彬良さんの楽曲解釈も進化しています。
  • Great Harmonyの件
    • 例によって、大和、大いなる調和、Great harmonyという言葉の素晴らしさにつて力説するも、作詞をした吉元由美さんの名前がなかなか出てこない彬良さん(笑)
    • ヤマトってどういう話なんですか?と言われたときに、戦争映画とは答えたくないし、もちろん戦争映画でもないから、忸怩たる気持ち、葛藤がある。ヤマトから何かを見つけようとしていた中で、大きな和、Great Harmony=ヤマト、と言ってくれたときに、ヤマトを信じてきてよかったと思った。
    • 2199の最後がこの曲だったのが、いろいろな意味で象徴的。耳コピから初めてきたなかで、ようやく到達した。

<コンサートの件>
ブルーレイのコメンタリーや、昨年のヤマトークと概ね同じ内容でしたので、省略。
オーケストラ・コンサートに関しては、常設楽団のオーケストラは4日拘束でいくら、みたいな費用感だけど、2015コンサートはスタジオミュージシャンだから時給計算で大変だったようです(笑)

<2202の件>

  • まだ絵は見ていない(笑)
  • 第一回目の録音はトラックダウンまで終わってるけど、責任が重くなってる感がある。
  • バージョン違いを含めて86曲録音済み。
  • 彬良さんは第一作は濃厚に覚えているけれど、さらばヤマトの記憶がほとんどない。例のパイプオルガンの曲のせい?(笑)今回もやはり耳コピから開始して、3週間ほどで作った。
  • パイプオルガンはすみだトリフォニーで収録した。このホールのオルガンがとても良く、多彩な音色が出せる。演奏したのは彬良さんではないが、さらばに寄せた音色になっている。
  • 演奏者の人が、オリジナルの曲をしっかり予習してきていたけど、演奏だけで彬良さんだと見抜いていた(笑)。
  • 彬良さんが演奏指導をしたのだが、その指導のイメージがどこから来てるのか?→あのときの自分だ!(笑)→自分が録音したときの父親と同じことをやってることを認識するw


さらば宇宙戦艦ヤマト「白色彗星」を弾いてみた:楽譜付き
この動画のちょうど3分経過したところからの部分に関して話していて、タッター、タッター、タッター、タッ・・ター!!のニュアンスがどうの、ということでしたが、ええもう私ですら完全にコピーできているわけです。コピーできたのは、ひとえに彬良さんの演奏に説得力があったからです。彬良さん自身も「17歳の自分は意外に表現力があったのかもしれない」と言っていました。
以下、つづきです。

    • パイプオルガンの新曲ということで「接近」を聞くことができました。予告編に使われたのは、前作の劇伴ですが、そのニューバージョンですね。
      会場で耳コピ採譜した楽譜ですw
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  • 今回、さらばヤマトの音楽と対峙して、泰先生がまじめにメロディを考えて作っていたことがよくわかった。
    • デスラーのテーマや、哀しみのテーマ(想人のこと?)、大いなる愛はもちろんだけど、悲しいメロディをいくつも書き分けている。それは、真心で紡いでいるのだと思う。メロディという作品に心を映し出す。そんな父親は偉いと思う。まだまだ学ぶところがあります。
  • ということで、「デスラー 孤独」の8小節を鍵盤ハーモニカで演奏してお開きとなりました。

*1:アカデミー絡みだと、ワンサくんの直後がヤマト

*2:制作結果への執着がすごかったのは皆さん御存知の通り。

ユーリ!!! on ICE のBGMをいろいろ演奏してUPしました(第3回)の巻


ユーリ!!! on ICE のBGMをいろいろ弾いてみた3 - 楽譜付き Yuri !!! on ICE ost (piano cover)

どんだけユーリが好きなんだという感じですが、また弾いてしまいました。
今回はユリオのFS曲「アレグロ・アパッショナート」関連で2つと、9話のラストで流れた涙・涙の曲です。

最初のピアノ協奏曲版アレグロ・アパッショナートは急遽採譜して弾こうと思ったので、練習期間は2日です。冒頭のカデンツァがなかなかビシっと決まらなくて大変でした。ユリオ練習中のやつは4話で流れたものです。この曲に限りませんが、このアニメってスケーティング曲のアレンジ版を劇伴にしていることが多いですね。宮川先生流にいうと変奏曲なので、ドラマ全体の統一感が表現できていると思います。たとえば、イ・スンギルのSP曲のピアノアレンジが、勇利のエロスの表現解釈のときに使われています。でもスンギルの演技自体は超ストイックという対比。これは驚きました。

というわけで、ユーリ!!! on ICE も残り3話になりました。
3話ずつ起承転結で進むかと思ったんですが、まだ「転」していない感じなのでどきどきしながら10話を待ちたいと思います。全12話なので、もうすぐ終わりですが、これだけハマってしまうとロスがつらいだろうなあ(;´∀`)

「この世界の片隅に」を見て感動したのでいろいろ弾いてUPしてしまいましたの巻


映画 「この世界の片隅に」 BGM 周作さん&すずさんを弾いてみた - 楽譜付き

ニコ動はエンコード失敗みたいで、画質が悲惨です。すみません(;´Д`)

まず映画の感想から。
すずさんが主人公の、一種のホームドラマだと思いますが、彼女と周作の夫婦関係に焦点が当たることが多いので、ほぼ恋愛映画の様相で、全体的にとても色っぽい空気感でした。
あとは、タイトルの通り【この世界】をとにかく丁寧に丁寧に描いているのがポイントで、花や虫や、空や雲や海といったものを、ひとつひとつきちっと描くことで、世界を作っていました。キャラクターの動作や表情の描写も実に丁寧で、アニメーションならではの魅力が詰まっていると思います。蟻とかハチとか、全体的に虫がいい脇役ですね(笑)

登場人物では、小姑の径子さんと、すずの幼馴染のイケメン軍人・哲っちゃんが、いろいろ辛かったです。径子さんはすずと対になるキャラとして設定されたことは間違いなく、彼女のセリフはキツイんですが考えさせられます。
哲っちゃんは、いったいどんな想いをすずの家にやってきたのか、考えると胸が痛いです。一番好きなキャラが哲っちゃんです。

のほほんとしたホームドラマに見えて情報量は膨大なので、2時間があっというまに過ぎてしまいますけど、いろいろ考えさせられて、感動した映画でした。

劇伴は生演奏中心で、特に最後に流れたピアノソロ曲(すずさん)が泣けたので、その場でサントラを買って、家に帰ってその日のうちに採譜しました。すずさんだけでは旦那がかわいそうだと思って(笑)、周作さんも採譜して、翌日にはUPしました。テーマは、愛です。

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すずさんの曲は、長調短調を行ったり来たりする旋律が何度も繰り返されます。楽しいこと、悲しいこと、良い思い出、切ない思い出、叶った願い、叶わなかった願い。こうしたさまざまな感情が表現されているように思いました。そんな想いを音に託すということが、この曲を弾いて少しだけですがわかったような気がします。映画のラストで語られたのは、感謝の気持ちとさまざまな形の愛だったと思います。そんなことを考えながら、弾いてみました。