SOTA採譜開始の巻


30年来の友人のみなさんは「やっと始めたなこいつ」と思ってください。別にリメイク記念というわけではなく、ずっと前からやろうと思っていて、昨年末あたりから「弾けるんじゃね?」という感触を持てるようになったので、いよいよ開始というわけです。
これはイントロのカデンツァなんですが、まず何回叩いてるか数えるところから始まるわけ。こういうのが一番めんどう。スカルボ冒頭のテケテケを数えられますか?みたいな。2⇒3⇒4⇒6と増えていくのは先月ようやく把握しました(汗)。
今回はお見せするためにかなりきちんと書いています。いつもは最初の和音の構成音を書いてあとはトップの音符すらなく旗や棒が並ぶだけとか、特に2段目なんかは2⇒3⇒4⇒6⇒6⇒6(2−R4)って数字だけ書いて終わりです。それでわかるし問題ないので。ですが、落としそうな音符は音名で書いてます。冒頭のFisが危険。これ今日はじめて聞こえました。いつもA-mollで弾いていて「なんか変?」と思ってたのですが、まさか6の音が入っているとは。ラヴェルのワルツ(6が多い)を勉強したことと、CD900STのおかげです。

冒頭の和音をフーリエ変換耳コピ支援ツールで解析した結果。Fisが鳴ってますね。さらにAとEを弾いているので、それぞれの3倍音と2倍音が共鳴した上のEを強く拾ってます。これはペダルを踏んで弾いた結果です。弾いてないのに鳴って、豊かな響きを作り出します。ペダルの効果が目で見えるなんて面白いですね。でも3和音以上だと倍音だらけになるので、このツールだけで耳コピはできません。単音メロディなら楽勝ですが、単音ならこんなツールは必要ありませんw

※追記
いきなりこれをやるのは大変なので、アレンジ版の短いピアノソロ曲を準備中。たぶん近日中にうpできます。

※追記2
この解析ツールは「WaveTone」といいます。
http://ackiesound.ifdef.jp/
こちらでダウンロードできます。つい先日バージョンアップしてかなり精度が上がってます。