SCPh(Soniccell Philharmoniker)調整中の巻

東京に戻ってきました。
実家で採譜すべき箇所の採譜が終わったので、軽くデモを作ろうと思って、きちんとした弦セクションの構成を作りはじめたら、1stヴァイオリンの音作りで軽く3時間かかってまだ満足できない状態です(大汗)。オーケストラ楽器の波形カードを2枚(SRX-04と06)入れてるんですが、弦の波形は両方に入っています。それぞれいいとこどりをして楽器を構成しようとすると、波形選択だけで時間が過ぎていってしまいます。
プリセットは押しが強く厚い音色で、なにも手を加えずにフルオケを編成するとひどいことになるので、押しが弱めで薄い音に作り直さなければなりません。ご存知の方も多いと思いますが、ヴァイオリンやびよらはセクション単位で鳴らすと、かなり地味な音がします。なので、いっしょうけんめい地味な音を作ってます(笑)。ソニックセルはローパスフィルタが3種類あって、そのうち1つが生楽器の強弱表現用になってます。これを使うと容易に音が痩せていきます。
今の段階で音色を追い込んでもあまり意味がないので、ざっくりとオケを組み上げて、さっさと打ち込みを開始します。

そうそう、先日のSRXのピアノですが、02がベーゼンで11がスタインウエイです。11のスタインウエイは、とてもわかりやすいと思います。ベートーヴェンはスタインウエイで、ショパンモーツァルトはベーゼンで弾きたいです。そして結局、両方買うことになるのか・・・。