KORG microKEYが想定外に名機だったの巻


たった1晩でわが家のメインキーボードの座を獲得です。すばらしい。
このキーボードは、たぶんチェンバロの鍵盤サイズを解析して作ってます。だから、チェンバロ運指がとても容易。この鍵盤でショパンエチュードop.10-2を弾くと圧倒的にスムーズに弾けるので、俄然練習意欲が出てきました。というか5オクターブサイズを2台買って、2段チェンバロを演奏したくなってきた。安いし(笑)。
以下はわたしがアマゾンレビューに書いたことのコピー。


基本的にはドライバなしで利用できるキーボードですが、KORGのサイトからダウンロードできるドライバとKORG KONTROL editor(controlの誤りではありません。笑)を使えば、ベロシティの反応性を変更できるようになります。他の機能も大変優れていて、もはや小型MIDIキーボードはこれ一択といっても過言ではないと思います。

1.ベロシティ調整ほかKORG KONTROL editorの機能

  • このキーボードのベロシティ・カーブは、デフォルトではヤマハのキーボードに近い反応性(強く叩いてもベロシティ値127が出力されない)
  • KONTROL editorを利用すれば容易に127が出せる状態(ローランドのキーボードの反応性に近い)にまで変更可能。
  • ベロシティ出力を任意の固定値とすることも可能。
  • ホイールに対して任意のMIDIコントローラの割り当てが可能。サスティンボタンがないけれど、必要な場合はホイールにサスティンを割り当てればいい。
  • セッティングはPCに保存可能。複数のセッティングを呼び出して使いわけられる。

2.鍵盤のできばえ

  • 小型鍵盤なのに動作もスムーズで、とても演奏しやすい。
  • 横幅だけでなく、奥行きが小さいのがポイントで、このおかげでフルサイズのピアノタッチ鍵盤では簡単に弾けない、難しい運指のパッセージも弾ける。
  • 鍵盤幅や奥行きの比率は、相当に練り上げられている。他社の小型鍵盤製品とは別格の弾きごこち。

3.その他基本機能

  • オクターブUP/DAWNボタンを押した回数でLEDの点灯色が変わる。いま何オクターブシフトしているか、一目でわかる。
  • この機能はPCにドライバをインストールしなくても利用可能。

以上の機能だけでも価格以上の価値はあると思うのですが、このキーボードを買うと付いてくるダウンロード権で、M1Leほかさまざまなソフトシンセがダウンロードできます。これを目的に購入される方もいるのではないでしょうか。
これからDTMを始める方はもちろん、小型軽量なセカンドキーボードをお探しの方におすすめします。とてもお買い得だと思います。