宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章 天命篇 最速上映に行ってきたの巻

ささきいさお大王降臨からの宇宙戦艦ヤマト2202生歌唱を堪能しました。相変わらずの声量と、赤いジャケットにラメがキッラキラ☆スターでカッコよかったです。

宇宙戦艦ヤマト2202のテンポ(第一作とほぼおなじ)やアレンジ(ハープ大活躍)に関しては、CD購入後にまた詳しく書くこととして(書かないかもしれないけど)、とりあえずネタバレしない範囲で上映内容を書きます。

まず「いままでのあらすじ」の内容が変わりました。第四章の展開につなげるためですね。

オープニングは歌入り宇宙戦艦ヤマト2202ですが、やはりインストよりはこっちだなと思いました。監督も福井さんも、第一章からささきさんの歌で行きたかったと熱弁しておられたので、第四章までずれ込んだのは何かしらの事情があったと推測します。

本編は、ほぼほぼ予告と同じニュアンスです。

いままで一部の人から「予告すごい」と言われていたヤマト2202ですが、今回は予告以上の熱量でした。よくぞ3ヶ月でこれを作ったと思います。相変わらず登場人物は多いですけど、キャラクターの描き分けがうまいですね。ひとりひとりに印象的な見せ場があるのに、くどくないです。

ただ全体的に情報量が多く、思い切って省略されたシーンもあるので、2~3回見直さないと把握できないと思いました。とりあえず公開初日の舞台挨拶(新ピカ2回分)は押さえました。マダム神田沙也加と斉藤役の東地さん目当てでしたが、小野D&鈴村コンビも楽しみ。2202は今回も島古クラスタを喜ばせます。

印象に残ったシーン

  • 「俺がヤマトだ!」「俺もヤマトだ!」「俺も!私も!」「俺達もだぜ!!」「みんなヤマトなんだ!」「「然り」」
  • 相変わらず、隙きあらば2199でオミットされた旧作の要素を入れようとします。冒頭10分で出てきた天井ミサイルの再現はわかりやすいですけど、他にもあってそれがまたうまい。
  • さらにすごいタイミングであの名曲が入ってきて涙腺決壊。ここで使うとは。いや、ここしかないか!みたいな謎の納得感でした。
  • 劇伴は新曲&新バリエーションもりもり。新曲なんだけど、ヤマトのモチーフ(拙著「魂の変奏曲」をお読みください←宣伝)を使っているのがポイントです。その使い方が斬新で、ヤマト主題歌のモチーフだと気づかない人もいると思う。ソ→ドという2音だけです(これも確認が必要)
  • 意味深なセリフで腐女子界隈がざわつくこと必至です。狙ってんのか?

上映終了後ティーチイン

  • ツイッターで募集した名シーンアンケートの件で、第2話発進シーンのようにプロセスを踏む描写がヤマトらしいという話が。
  • やはりアンケートにあった「今後の伏線になりそうなシーン」では、テレサのコスモウェーブを受けて斉藤が見た幻の件で、小林さん「これ誰なんでしょうねえ?」氷川&藤津さん「さあ???」会場中も「誰だろう?」と、その場にいる全員が大人の忖度を発揮する。
  • 藤津さん「話がどんどん広がってるので、モノポールとか出てきてもいいかも」一同笑「あ、今日いちばんウケたw」

とりあえず、波動砲問題が何のメタファーなのかとか、あんまり考えないで見たほうがいいような気がしてきました。