宇宙戦艦ヤマト2202コンサート2019ソノ・トキ・キミ・トの巻

行ってきましたヤマト2202のコンサート。
生歌エンディング曲(フルコーラス)やら、スペシャルアレンジ劇伴メドレーなど素晴らしかったです。そしてついに平原綾香さんのGreat Harmony for ~YAMATO 2199を聞くことができました。みんな泣いてたよね。

その彩香さんの父の平原まことさんがサックスで参加していたんですけど、もう別次元のうまさで感服しました。音が出た瞬間から、フレーズの終わりまで「音楽を奏でるとはこういうことなのか」と愕然とするほどの衝撃でした。クラシックの管楽器奏者だと、宮本文昭オーボエとか、カール・ライスタークラリネットで同じ衝撃を受けていて、要するに唯一無二の人ということです。

他の参加メンバーではチェロの溝口肇さんが印象に残りました。溝口さんのお名前は80年代から知っていて、理知的なスタンスで演奏するニューエイジ系の音楽の人という印象でしたけどこのコンサートのプレイは熱くアグレッシブでびっくりしました。録音だと抑制した演奏になっちゃうんですかねえ。クリヤ・マコトさんも同じタイプで、録音だと限りなくオシャレ系なんですけど、ライブは超スリリング&激アツでした。

宮川彬良さんのトークも絶好調でコンサート終演予定を30分以上オーバーする有様でしたが、大晦日すみだトリフォニーホールでやるジルベスターコンサートでオルガン協奏曲「白色彗星」を演奏するということで、こちらのチケットも確保してしまいました。なおまだスコアは書いてないそうですw

今回のコンサートは彬良さんがすごく自由にヤマトの音楽をアレンジして演奏していたことで、後を継ぐ重圧に苦しむのは終わりにして、自分らしく楽しんでしまおうという良い意味での開き直りを改めて再確認できました。再確認というのは、ヤマト2202のサントラCDがすでにそんな雰囲気がしたからです。

終わりの方で福井晴敏さんが登場してヤマト2205の情報などを告知しましたが「新たな顔と新たな決意で臨む」と旧作の主題歌を引用するあたりがサスガだなと思いました。

おっと、短くまとめようとしたけどけっこう長くなってしまったw

ユニークなアレンジが多かったので、1曲ずつの感想とか書きたいのですがBlu-rayで発売されるのでそれが出てからということにします。