シン・エヴァンゲリオン解説第八回:白線の巨人について

エヴァ新劇場版:序の冒頭に出てくるこれです。

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白線の周囲が赤くコア化しているのでこの巨人はアダムスと思われます。

アダムスは全部で6体いるんですが、セカンドインパクトに参加したアダムスは5体です南極に十字架が5つあるのがその理由です。そのうち4体はセカンドインパクトで消滅していて、残りの1体(十字架が倒れている)がここまでふっ飛ばされたか、持ってこられたんだと思います。ということで、エヴァ第13号機はおそらくこの白線の巨人であるアダムスから作られています(マリいわく「アダムスの生き残り」)。セカンドインパクトに参加しなかった1体はMark.06に使われたと思います。

 

新劇場版においてインパクトを起こすには、アダムスと槍が必要です。
Mark.06でサードインパクトが起きていますので、アダムスの生き残りと考えるのが妥当でしょう。これでゼーレのいう「真のエヴァンゲリオン」という言葉の意味も理解できますね。