パワーディストリビューターを新調したの巻

35年くらい前にAVやDTM*1を始めたときにタコ足配線回避のためにTEAC AV-P25というパワーディストリビューターを複数台購入して、それからずっと使い続けていました。

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なにしろ壊れないのでずっと使い続けていたのですが、不満点もありました。

  • コンセントがすべて2Pタイプで間隔が狭く、3Pアダプタを使うと1つおきになって実質的に半分くらいしか使えない*2
  • 奥行きが10cm以下と短いのでラックにマウントするとプラグの抜き差しに苦労する*3
  • ACケーブルが短いので延長ケーブルを継ぎ足し*4
  • 電源ボタンにものをぶつけるとポロッと取れることがある

そこで引っ越しを機にこれらの不満を解消するためにパワーディストリビューターを入れ替えることにしました。購入したのはTASCAM AV-P250Sです。

tascam.jp

AV-P250Sの特徴
  • コンセントはすべて3Pタイプ
  • 3グループ別の時間差ON/OFF
  • 極性チェック付き
  • 奥行きは30cm
  • ACケーブルが3m
  • 電源ボタンのガードつき

完璧です。

すべて3Pコンセントで極性チェックがあるので電源の極性が揃います。実際に揃えたところ、ノイズが大幅に低下しました。また2台体制だったパワーディストリビューターを1台にまとめることもできました。

難点は約4万円という価格です。時間差ON/OFFがない機種は半値以下ですから、2台買って手動で電源ON/OFFタイミングをコントロールすればいいです。ピュアオーディオで音に拘るかたは電源を分離したいでしょうから、こういうやり方のほうが適しているのではないかと思います。

*1:そんな言葉は当時なかった

*2:DTM用に2台必要だった

*3:頻繁に機材を入れ替えないのそれほど問題ではなかったが

*4:これが一番イヤだった